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赤:休刊予定日
黄:特別配信


2004年1月16日〜31日
1月31日(土)
item リアルエールクラブ(仮称)発足
日本初のビール消費者団体リアルエールクラブ(仮称)が本日、東京・文京区で結成総会を開き、正式に発足されます。 当日参加も受け付けておりますので、ちょっとでも興味のある方はぜひご来場下さい。
というわけで、明日か明後日はそのレポートを掲載する予定です。
item チェコレポート・プラハ
BEER-BARにんかし☆がチェコレポート1日目(プラハ)を掲載していました。 プラハのブルーパブが二軒紹介されています。
最後にある“チェコいろいろ(ビールなチェコ語)”ってのがいいですね。 各ブルワリーのコースターを掲載するのもなかなかです。
item 送料無料
NORTHERN BREWERPolarware Brew Kettlesの送料無料キャンペーンを行っていました。 対象の商品は10ガロンと15ガロンの二種類のようです。 期限は2月6日申し込み分までとなっています。 なお、海外への送料も無料になるかどうかはわかりません。
下にコックがついているやつだとホットリカータンクに良いですね。
item 少し変更
Wyeast Laboratories Inc.がトップページの文を少し変更していました。 ちなみに古い文は
Wyeast Laboratories, Inc. is the leading source of fermentation cultures for beer and wine making worldwide. A great selection of yeast for all styles of beverages with experienced technical support and supplies for testing and analysis. Wyeast is available through the finest home beer and wine making shops worldwide.
です。
今日の総会にレッツゴー
1月30日(金)Winter Special 2004 Extra
item あさ開 ミニミニレポート[1月18日見学]
盛岡市内のブルワリーレストランで昼食を取りました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

レストラン内
日本酒大手の“あさ開”が経営するブルーパブ。 盛岡市内の中心部からほど近いところあるようですが、自動車で連れていってもらったので正確な場所はわかりません^^; 日本酒蔵の脇に隣接しており、この蔵が観光コースとなっていることもあり、観光客で賑わっていました。 こちらのビールはここで飲むしか無く、外販はもとよりビン売りもしていないようです。

今回あったビールは三種類。 写真左からベルジャンの“ホワイトステラ”、少しホッピーなピルスナー“ステラピルス”、季節醸造で甘めの“ウインターエール”です。 店員に醸造量を聞いても答えられる人が一人もおらず、まじめに造っているのかかなり疑問で、ビールもあまり良いビールとは感じませんでした。

もし盛岡に行くことがあれば話しの種に行ってみるのは良いかと思います。

三種類のビール
データ〜ステラモンテ〜
  • 住所:岩手県盛岡市大慈寺町10-34
  • 電話:019-652-3111
  • ホームページ: http://www.asabiraki-net.jp/
  • 製造ビール:ホワイトステラ、ステラピルス、季節醸造
  • メモ: 日本酒メーカがやっているブルワリー。 外販はないのでここでしか飲めないらしい。
item いわて蔵ビール ミニミニレポート[1月18日見学]
帰りがけにいわて蔵ビールにも寄りました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

醸造所が入っている建物

ブルワリー内部
盛岡を14:00頃出て、各駅電車に揺られ一ノ関に着いたのは15:30頃でした。 今回使った“ふたりの北東北フリー切符”のフリーエリア内に一ノ関は入っていなかったため、盛岡⇒一ノ関間は別料金を取られました。 JR東日本の定義によれば一ノ関は北東北ではないようです。

事前にメールで問い合わせたところ工場の人は東京に出張と言うことだったのですが、工場の見学は出来ると聞いていたので、見学をした後少し早めの夕飯を食べて買える予定でした。 ところが、醸造所が併設されているパブは冬期のためか休業中、レストランは17:00〜営業と言うことで売店で時間を潰すことになりました。 売店の人の粋な計らいで、日本酒の資料館に入れてもらたり、併設パブ内から工場を見せてもらったりしたため割りと有意義な時間を過ごせました。 そんなわけで詳細なレポートは改めて訪問したときにしたいと思います。

17:00になってさっそくレストランへ。 冬期と言うこともあってか客足は悪く、我々が最初で最後のだったかも知れません。 そんな季節にも関わらずビール6種類ありました。 以下、簡単なテイスティングノートです。
  • ペールエール
    ホップの香りよりモルトの香りが強い。飲んでみるとそこそこホップのキャラはあるがモルティさの方が強い。
  • レッドエール
    だいぶ濁っている。アンバーモルトの香りが強い。結構甘い。ホップの苦みはあるがアロマはほとんど無し。
  • ヴァイツェン
    ヴァイツェンの香りは弱い。少しイースティな香りあり。かなり甘い。
  • スタウト
    ロースト香が良いが、飲むと甘い。
  • ヴァイツェンボック
    パッションフルーツのような香り。少々渋く酸味も感じられる。いまいちなでき。アルコールは強い感じ。
  • サムシングブルー
    すこしホコリっぽいような匂い。甘く、ほとんどボディはない。
最近ブルワーが代わったそうで、そのためか東京で良く飲んだIPAほどのクオリティーは無かったように感じます。 しかし今後リアルエールにも取り組んでいくという話しなので期待したいところです。

レストラン

全部で6種類もあったビール

倉内の地図
データ〜いわて蔵ビール〜
  • 住所:岩手県一関市田村町5-42
  • 電話:0191-21-1144
  • ホームページ: http://www.sekinoichi.co.jp/
  • 製造ビール:ヴァイツェン、ペールエール、スタウト、レッドエール、ブルーダスク、季節醸造
  • メモ: 日本酒の世嬉の一酒造がやっているブルワリー。 かなり多くの種類がある。
明日(1月31日)のリアルエールクラブ(仮称)結成総会は飛び込み参加もOKです。 急に時間ができた方もどうぞお越し下さい。
1月29日(木)Winter Special 2004 part 3
item ベアレン醸造所 レポート[1月18日見学]
翌日は盛岡にあるベアレン醸造所を見学しました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

醸造所全景
今回の最大の目的がここベアレン醸造所のスペシャルツアーでした。 こちらは100年前の設備を使ってビールを造っているという、日本では世界でも?珍しい醸造所です。 今回、普段は公開していないところまで見学できるということなので参加してみました。

ペンション・ビア・フィールドから自動車で30分ちょっとで目的地のベアレン醸造所に到着しました。 当初、雫石駅から電車で盛岡に向おうと思っていたところ、越川さんに自動車で送っていただけることになりました。 お陰様で朝から風呂に入り、朝食もお替わりするくらいたくさん食べられました。
こんなところで何ですが、本当にありがとうございました。

醸造所が建っている所はレンガ工場の跡地だそうで、当初、そのレンガ工場を改造して醸造所にする予定だったそうです。 ところが醸造施設の搬入などの問題で古い建物は使えず、新たに建てたのが現在の工場だそうです。 外はオールレンガ張りのためか、新しい建物にしては歴史を感じさせます。 そのためか外に大きな看板が出ているにも関わらず、地元では未だにレンガ工場だと思われているそうです。

建物に入ってすぐが事務所とビールの直売コーナーとなっています。 こちらで醸造しているビールの他、エッチング・グラスやエッチング・ボトル等も売っていました。 値段は全体的低く抑えられており、ちょっと買ってしまおうかなという気になります。

左手の階段を上がると少し広いスペースがあり、ガラスの向こうにブルーハウスやモルト・ミル等の醸造設備を見ることができます。 このスペースはちょっとした博物館のようになっており古い機材が簡単な解説付で展示されています。 展示されている機材は年代的に醸造設備と変わらないものもありますが(笑)現在は使っていないようです。

パラボナアンテナを改造した看板

エッチングボトル

ちょっとしたビール博物館
100年前の設備とクールシップ
あれこれと見ているうちにスペシャルツアーの時間がやって来ました。 今回は30名の募集人員にちょうど達するくらいの参加者がありました。 社長の木村さんの挨拶の後、二班に別れてツアー開始です。

工場に入るとすぐにモルト・ミルがありました。 100年前に作られた鋳物製のミルとのことで、非常に重たいそうです。 マイクロでは珍しい4ローラーミルで、大きさも結構あります。 持ってくる前は蒸気機関で動いていたそうで、動力伝達用に革製のベルトが付けられていました。 現在はこれをモーターで回しているそうです。

仕込み窯は二釜構成の2500リットルと、マイクロにしては少し大きめの設備です。 ロイタータンケトルよりも高い位置にあり、濾過工程では重力をうまく利用できるような設計となっています。 さすがに蒸気機関はありませんが、この配置は以前この設備を使っていた醸造所と全く同じ配置だそうで、設備の回りに付いている手すりなどもそのまま取り付けてあるとのことです。

これらの設備も戦前に作られたものだそうで、約100年前のもの。 当然ステンレスではなく全て銅でできています。 なぜこんなに古い設備をわざわざ買ってきたのか? 当初、コストを下げるために中古の設備を購入することはほぼ決めていたそうです。 そこで中古の釜を色々と見て回ったところ、最も頑丈に作られていたのがこの設備だったとのこと。 この頑丈さが購入の決め手となり、見た中でも最も古い設備を購入するに至ったそうです。

マッシングの話しは詳しく聞けませんでしたが、かなりの時間をかけて仕込んでいるそうです。 デコクション又はかなり低い温度からのステップマッシングだと思われます。 また、小麦が入ったビールは濾過工程に非常に時間がかかっているとのことでした。 ロイタータンのフォルス・ボトムがスリット式ではなく細かい穴が開いているものだったので、それが関係しているのかも知れません。

社長の木村さん

革製のベルトで動力を伝える4ローラーミル

ロータータン。全て銅製。
煮沸が終わるとヒート・エクスチェンジャーで冷却され、そのまま醗酵槽に移されるのが通常のブルワリーのシステムです。 しかしここでは古くから用いられてきたクールシップを使って冷却しています。

クールシップとはワォートが空気と触れる表面積を広くすることで冷却効果を高めたものです。 当然空気と触れる機会が増えることから、雑菌汚染の確率が高くなるので、安定したビールを醸造するのは難しくなります。 そのため最初はヒート・エクスチェンジャーを使うことも考えたそうですが、ブルーマスターがクールシップにこだわったため、今まで一度もヒート・エクスチェンジャーは使っていないそうです。 雑菌汚染の問題から通常この部屋は一般には公開していないそうですが、今回はブルーマスターが一ヶ月程度帰国して、その間醸造は行わないので特別に公開したとのことです。
なので次回の公開は来年の冬頃ではないかと思われます

熱いまま送り込まれたワォートは、クールシップで約6時間かけて冷却されるそうです。 このときにホップやホットブレイクが沈殿するそうで、通常冷却の前に行われるワールプールは行っていないとのことでした。

銘柄によってはリンスクーラーを使ってさらに冷却するそうです。 洗濯板状の部分は内部に水を流せる構造で、ワォートは上から流し込まれ、その外側を伝って流れ落ちます。 水を流しながらワォートを流すことで、クールシップ以上に冷却しようという仕組みです。 ワォートは洗濯板状の部分を伝って落ち、更に空気に触れることになるのでエアレーションも同時に行われるそうです。 そのためリンスクーラーを使用する場合は別にエアレーションはしていないとのことでした。

ケトル。こちらも銅製。

これがクールシップ

リンスクーラー
珍しい横置きタンク

エール用のオープンファーメンター
醗酵にはオープンファーメンターを使っているそうですが、こちらは醗酵中だったためか中には入れず、小さなドアから一部が見えただけでした。 エールとラガーでは酵母が混ざる可能性を考慮して、ファーメンターだけでなく部屋も分けているとのことでした。 写りは悪いですが写真がエール用のファーメンターで、壁を隔ててラガー用ファーメンターが置かれていました。 エール用は仕込み量の二倍サイズで一台、ラガー用は仕込み量と同サイズが二台あるそうです。

醗酵が終わると階下に置いてあるタンクに移されます。 ラガーリングタンクは国内では珍しい横置きタイプでした。 このタイプは外に内容量が分かるように目盛を付けても、それがリニアにならないため税務署から最終で使うタンクにはしないよう指導されてるそうです。 そのため製品タンクは縦置きタイプを使っているそうです。

ここまで見学してみて醸造所全体の雰囲気がウィスコンシン州で見学したブルワリーの感じに良く似ているということに気がつきました。 ウィスコンシン州ではドイツ系移民が多いためか、ドイツから中古の釜を持ってきて使っているブルワリーがいくつもありました。 さすがにクールシップを使っているところはありませんでした。
興味のある方はウィスコンシン州のブルワリー訪問記もどうぞ。

横置きのタンク

縦置きのタンク
醸造所見学が一通り終わった後はビールのテイスティングです。 現在醸造所に在庫しているビールと言うことで4タイプのビールが振る舞われました。 3種類は市販されているビールですが最後に出てきた“スペシャル”は発売されていないビールとのことです。 以下、簡単なテイスティングノートです。
  • クラッシック
    ホップの香りは弱いが飲んだときのキャラは結構ある。ボディもしっかりしていてなかなか良い。 ドルトムンター。
  • ヴィット
    コリアンダーが強い感じ。 飲むとオレンジのキャラが強く出ている。 スッキリしていてドライ。
  • シュバルツ
    モルティな香り。 少しワォーティな感じがある。 発酵不足なのだろうか。
  • スペシャル
    独特なスパイスのような香り。 アニス、シナモン、コリアンダーなどが入っているらしい。 結構甘みがある。コーラのよう。
これから更に期待
ここは開業準備段階から同社のホームページなどで進行状況が伝えられてきたので、初出荷を待ちわびていた人も多かったと思います。 そんな思いもあって2003年春に初出荷されたケルシュを飲んだときには期待ほどのビールではなく少しガッカリしたことを覚えています。 その後11月ごろ飲んだウルズス(だったかな?)は良い出来で、半年でかなり良くなったなと感じたのでした。

今回ピルスナーは良い出来だった反面、初出荷のシュバルツはいまいちで、正直もう少し安定感が欲しいなと思いました。 しかしこれだけ古い設備を使って短期間のうちにここまでのレベルに達している点は評価すべきかも知れません。 更に造り込んでいくうちに、安定して美味しいビールを提供してくれるブルワリーに育ってくれると思います。 そうなると世界でも珍しいクールシップを使っている醸造所と言うことで、世界中のビールマニアに自信をもって勧められます。 そんな日が来るのもそう遠くないのではないかと思い、醸造所を後にしたのでした。
データ〜ベアレン醸造所〜
  • 住所:岩手県盛岡市北山1丁目3-31
  • 電話:019-606-0766
  • ホームページ: http://www.baerenbier.com/
  • 製造ビール:クラッシック(ドルトムンター)、ヴィット(ベルジャン・ホワイト)、コローニア(ケルシュ)他
  • メモ: 日本で唯一クールシップを使っている醸造所。 ヨーロッパ系のビールが中心。
明日はおまけバージョンが掲載できると良いなあ。
1月28日(水)
item Beer is Food
beertownのトップ記事がBeer is Foodに変わっていました。 ビールと食べ物の組み合わせを考えるという記事のようです。
item ホームベーカリーを使って
マイビア工房さとる比冬こそ本格ラーガービールにチャレンジ!を新たに掲載していました。 せっかくの寒い時期だからこそラガーを仕込もうというものです。
まとめてる時間がないです。
1月27日(火)
item チェコレポート
BEER-BARにんかし☆がチェコレポートおまけ編を掲載していました。 単なるぼやきだそうですが、帰り際に起きたアクシデントへの対応については非常に参考となります。 本編はまだのようですが、非常に楽しみです。

また『♪掃除してたら出てきたよ♪』の第三弾も掲載されています。 今回は東欧時代のPilsner Urquellのコースターです。
別にプレゼントすると企画ではないんですよね。
item YOMIURI ON-LINE
びーる&地びーる好きのBBSによればYOMIURI ON-LINEに英国伝統ビール「リアルエール」人気上昇が掲載されているそうです。 この記事は先週、1月23日に読売新聞朝刊の家庭欄に掲載された記事で、1月31日に結成総会が行われるリアルエールクラブ(仮称)を取り上げられた記事です。 読みはぐれた人はぜひ読んでみて下さい。
ちょっとリアルエール一辺倒という印象をありますが… “多彩なビール文化”にはもちろん“ホームブルー”も入っていると、個人的に理解しています。
item ホームベーカリーを使って
マイビア工房さとる比重計を活用しよう!にタイプ別に三つのプログラムを掲載していました。 比重計を2回使うもの、1回使うもの、使わないもの活用してないじゃんの三タイプで、それぞれアルコール度数が計算できるようになっています。 特に比重計を1回使うものに関しては、同店で扱っているモルト缶のデータを入れるとより正確に出るようです。
あとはまとめて完成です。
1月26日(月)
item NHC2004
beertown2004 American Homebrewers Association's 26th Annual National Homebrew Competition (NHC2004)の案内が掲載されています。 エントリーは4月7日〜16日で、一次予選が4月23日〜5月2日におこなわれるそうです。 pdf形式のエントリーホームも登場しています。
item RAF2004に代わるイベント
今年は中止が伝えられていたReal Ale Festival 2004ですが、代わりとなる企画が決定したようです。 トップページに掲載されているBREAKING NEWSによれば以下のようなイベントが計画されているようです。
  • 3月4日(木)… Real Ale Fest
    Rock Bottom Chicagoにて、シェフCharles Feggertが作るディナーと特別なリアルエールを楽しむ会を開催。 参加費$64。
  • 3月5日(金)… Chicagoland Real Ale Day
    シカゴ周辺のリアルエールをサポートしているブルーパブやビアパブでリアルエールが振る舞われる日。 参加パブの詳細や交通機関の情報は後日掲載。
  • 3月6日(土)… Real Ale-Real Food Tasting
    Goose Island Wrigleyvilleにて、24本位上のリアルエールとシカゴ周辺の伝統的な料理を楽しむ会を開催。 参加費$35。

RAFは毎年行われますが、こういうイベントはなかなか行われないでしょうから、今年こそ行く価値があるかも知れません。 行きたいなあ〜。
item 特売更新
ホームブルーイングサービス特売品コーナーを更新していました。 今回はステンレスの寸胴鍋が通常価格の2割引きとなっています。
36cmの寸胴がもう一つ欲しいです。
item 臨時休業
アドバンストブルーイング1月25日〜31日の間、臨時休業するとアナウンスしていました。

また、DIYに自作RIMSが掲載されていました。 本コーナー初登場?の静岡県・永田さんの作品です。
item ホームベーカリーを使って
マイビア工房さとるおりを使ってパンを作ろうに『ホームベーカリーを使って』を掲載していました。 天然酵母対応型のホームベーカリーでない場合は十分に膨らまない可能性もあるそうですが、自力でやるよりかなり簡単にできるようです。
結婚祝いにホームベーカリーを買ってくれると言っていた人がいましたが、まだ届いていません。 プラズマテレビもまだ届いていません。
4月中旬にスペイン⇒ケルンになりそうです。
1月24日(土)
item World Beer Cup 2004
ちょっと遅い情報ですがbeertownに4月に開かれるWorld Beer Cup 2004の申し込みが締め切られ、29ヶ国314の醸造所から1,317種類のビールが申し込まれたそうです。 こちらに醸造所のリストが掲載されており、日本からは『富士観光開発(富士櫻高原麥酒)』『羽生の里(こぶし花ビール)』『瓢湖屋敷の杜(スワンレイクビール)』『伊勢角屋麦酒』『木内酒造(常陸野ネストビール)』『熊沢酒造(湘南ビール)』『那須高原ビール』『下野酒店(ロコビア)』『ヤッホーブルーイング』の9社がエントリーしているようです。
良いビールを造っている会社ばかりなので、期待しましょう。
item 炭酸ボンベ+アダプター
アドバンストブルーイングフリーマーケットに「ミニガスボンベと完全互換の10型消火器用の炭酸ボンベ+アダプター」が掲載されていました。 消火器用ですが食品添加用の炭酸ガスと変わらずに使えるということです。 7本まとめて3000円だそうです。
item 特大じょうご
マイビア工房さとるが新たに特大じょうご(だ円)の取り扱いを開始していました。 内径が23cm、16.3cmもある特大のじょうごだそうです。
クールシップにはなかなか迫れません。
1月23日(金)
item もうすぐ10周年
日本地ビール協会が今年7月24日で10周年を迎えるそうです。 同会のトップページによれば1994年に『これから日本にも誕生するであろう地ビールと、世界の地ビールの発展と普及を目指して設立』されたそうで、これまでに約4000人のビアテイスターを育成したそうです。
まだ少し早いですがおめでとうございます。 今後の発展にも期待しています。
item よりクリアなマイビア
ここのところ連日更新が続いているマイビア工房さとるですが、今度はよりクリアなマイビアを楽しむドライイーストの事前準備の手法というテクニックを掲載していました。 こちらで紹介されている方法を使うと醗酵までの時間が非常に短くなるそうで、投入から一時間半程の変化の様子も写真入りで掲載されています。
写真では酵母の量に比べてワォートの量が少ないような感じですが、比率はどのくらいだったのでしょうね。
クールシップは明日以降になりますm(_ _)m
1月22日(木)
item FAQ登場
リアルエールクラブ(仮称)のサイトによくあるご質問が登場しました。 全部で8つの質問とそれに対する答えが書いてあります。 参加をご検討されている方は一度読んでみて下さい。
item ペットボトル専用ブラシ
マイビア工房さとるに新商品ペットボトル500専用ブラシが登場していました。 直径が大きくブラシの毛一本一本に波加工が施されており、ソフトになっているそうです。
ペットボトルをブラシで洗うのは小さなキズの原因になりそうで、ちょっと抵抗がありますが大丈夫なんでしょうか?
1月22日(木)Winter Special 2004 part 2
item ペンション・ビアフィールド レポート[1月17日宿泊]
夜はペンション・ビアフィールドに宿泊しました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

建物外観
角館駅から秋田新幹線に乗って40分程度で雫石駅に到着しました。 角館〜雫石間はたいした距離ではありませんが、昼過ぎの鈍行を逃すとその日のうちに雫石にたどり着くのは不可能なようです。 18キッパーはどうするのでしょうか?

ホームページに送迎ありとの記述があったので、途中から電話で到着時刻を伝えておいたところ、列車の到着時刻に合わせてオーナーの越川さんが迎えに来てくれました。 駅から雫石スキー場方面に向かい、スキー場の光が良く見えるようになって来たなと思っていると程なくペンションに到着しました。

建物に入ってチェックインを済ませると、さっそく部屋へ案内してくれました。 階段を上がる途中に本日飲める地ビールの一覧が張られていました。 さすがに地ビールペンションを謳っているだけあり、種類も豊富です。 階段を上がりきったところが客室となっているのですが、全ての部屋にビールのスタイル名が付けられており思わず笑ってしまいました。 “スタウト”、“ピルスナー”、“ランビック”、“ヴァイツェン”の四部屋があり、内部は写真のようにベッドが二つとトイレが設置されていました。 写真右隅に写っている階段を上がるとロフトになっており、ベッドがもう二台置いてありまた。 一部屋に4人まで泊まれるので、家族連れや少人数のグループでも利用できるようになっています。

各部屋にビール名が…

右のハシゴからはロフトに上がれる
コレクションの数々
地ビールを飲ませるだけのペンションなら他にもありそうなものですが、こちらの見どころはそれだけではありません。 地ビール関連グッズのコレクションが豊富なのです。

まずダイニングに入ってビックリするのが、壁一面に並べられたビンの数々です。 ダイニングの壁の大部分にビンが並べられており、露出しているのは窓と少しの壁位しかありません。 それでも並べきれないそうで、各社多くても2本程度しか出していないそうで、残りのビンはしまってあるそうです。 壁によって現在も醸造している会社、廃業した会社、東北地方の会社と分類されており、特に廃業した会社のコーナーでは「いつ廃業したの?」と言うような会社までありました。 他のコーナーは増えても廃業会社コーナーだけは増えないで欲しいですね。

昨年、北東北を襲った大地震でコレクションの一部が壁から落ち、かなりレアなものも壊れてしまったそうです。 他にもコレクションの中にないアイテムもいくつかあるそうで、ホームページ上でそれらを譲ってくれる人を探しています。 詳しくはこちらを覗いてみて下さい。

他にも地ビール会社のパンフレットのコレクション等も閲覧できるようになっていました。 集められるグッズは何でも集めているそうなので、必要なくなったグッズの引取先を探している方は一度連絡をとってみると良いかも知れません。 大切にしてくれそうです。

こちらで飲めるビールはその時の仕入れによって変わるそうですが、常に10社程度のビールは置いてあるようです。 宿泊客の全てがビール好きと言うわけではなく、大部分を占めるのが一般の人ということで、市販のビールも置いてありました。 あったのはキリンのハートランドでした。 このような事情もありケグ詰めのビールは置いていませんでしたが、団体等で注文があれば用意するとのことでした。

気になる値段ですが、仕入れ価格に関係なく2円/mlで計算しているとのことです。 330mlビンで660円、500mlビンで1000円となっていました。

ダイニングには所狭しとビール瓶が並んでいる

今日のビール一覧

さすがに朝からビールということはありません
東北地ビール倶楽部
オーナーの越川さんは『東北地ビール倶楽部』なる愛好会も主宰されています。 この倶楽部は東北を中心としたビール好きの集まりだそうで、試飲会の開催や東北で開かれるフェスティバルの手伝いなど、東北を中心にして活動しているそうです。 会員は東北はもとより関東などにもいるそうで、なかなか活発に活動しているようです。 さっそく1月24日に同ペンションにて新年会が開かれるそうで、一週間遅く開催されることが悔やまれました。 こちらで行う試飲会は泊まりが多いそうなのでかなり盛り上りそうです。
データ〜ペンション・ビア・フィールド〜
  • 住所:岩手県岩手郡雫石町西根栗木平104-38
  • 電話:019-693-3020
  • ホームページ: http://homepage2.nifty.com/‾beerfield
  • 飲めるビール:仕入れにより異なるが、常時10社程度はある模様。
  • メモ: 日本のマイクロブルービールが飲めるペンション。 ビールだけでなく、ビール関連のコレクションも見物。 雫石スキー場も近いので、昼はスキー、夜はビールというのも良いかも。
明日はいよいよクールシップに迫ります。
1月21日(水)
item 申込書
Oregon Brewers Festivalが今年7月に行われる同フェスティバルのブルワー用申込書を発表していました。 今年も72個のスペースしかなく、早い者勝ちで出展ブルワリーが決まるようです。
item イーストをこぼしたら…
マイビア工房さとるがマイビアQ & Aに入れる寸前に、イーストを床にこぼしてしまいましたを掲載していました。 最終手段はパン酵母ということで、実際にパン酵母で造ったビールと通常のビールとの比較も行っています。
あれば「近くのブルワリーで酵母を分けてもらう」ってのが良さそうです。
item 2003年度の醸造量調査
beertownに2003年度の醸造量調査フォームが掲載されていました。 この調査はより正確にビールの醸造量など計算するためのもので、調査結果は2004年5/6月号のThe New Brewerに掲載されるそうです。 なお、対象はアメリカ国内のマイクロブルワリーなどです。
item ラジオに登場
本日、1月21日12:30頃からBay FMにロコビアが登場するそうです。 どういう内容が放送されるかは不明ですが、聴ける環境にある方は聴いてみて下さい。 首都圏では78.0MHzが放送周波数です。
1月21日(水)Winter Special 2004 part 1
item 田沢湖ビール レポート[1月17日見学]
秋田にある田沢湖ビールを訪問しました。
(写真をクリックすると拡大されます。)
レリーフ

駅前から出ているシャトル
東京から秋田新幹線に乗って3時間半ほどで角館に到着します。 田沢湖駅が最寄り駅と思っていたので当初田沢湖駅までしか切符を買わず、再発行してもらうハメになりました。 角館駅から田沢湖ビールのある「わらび座」までは無料送迎シャトルバスが出ています。 だいたいの新幹線に合わせて運行されているようですが、昼を過ぎると数が減るので少し遅くなるような場合には注意が必要です。

シャトルバスに10分程度揺られると「わらび座」に到着します。 バスが到着するホテルの前に田沢湖ビールが建っています。

中に入るとすぐにビールや周辺の名産品が並べられている売店があり、その奥がレストランになっています。 レストラン内からは仕込み釜だけが見られるようになっており、その他の設備は中に入らないと見られません。 今回はブルーマスターの小松さんに案内してもらい、中を見ることが出来ました。

建物外観
農機具を流用した工夫がいっぱい
中に入るとまず製品を保管する冷蔵庫がかなり大きいのにビックリしました。 夏場の最盛期ともなるとこれだけでは足りず、外に置いてある冷蔵コンテナも製品で一杯になるそうです。

モルトミルはマイクロでは一般的な2ローラータイプのものです。 しかしその下に設置されている大きな“箱”は全くのオリジナルだそうです。 ミルで挽かれた麦芽はここにいったん貯められます。 麦芽が全て粉砕されると、箱ごと仕込み釜のところまで運ばれマッシュインが開始されるそうです。 この巨大な箱は農機具を流用したものだそうで『さすが秋田』と思わせる工夫でした。

仕込み釜は2500リットルの日本製で、二釜構成です。 写真右がケトル、左がロイターになっています。 右のケトル下部に備え付けてあるホッパーの部分が挽いた麦芽を投入する口で、ここ入れられた麦芽はステンレスのパイプを通ってケトルに入れられます。 この装置もオリジナルのものだそうです。

ビールの仕込みはステップマッシングで行われるのが主だそうですが、デコクションで行うビールもあるそうです。 製造しているビールが無濾過と言うこともあって、マッシングには気を使っているそうでタンパク分解もかなりしっかり行っているとのことです。 そのため、ヴァイツェンでもかなり透き通っていました。 特定の天然酵母など、凝集性の低いイーストを使う場合は遠心分離器をかける場合もあるとのことでした。

醗酵は全てユニタンクで行われています。 メインは釜と同じ2500リットルでこれが全部で12本、4000リットルが2本ありました。 さらにユニタンクではありませんが1000リットルのタンクが10本あるそうです。 この小さいタンクは忙しい時期などでユニタンクを空けたいときに使うそうです。

移動式のミル

仕込み釜

醗酵タンク

遠心分離機
ビールは全部で9種類

カウンター
ドイツで修業をしたというブルーマスターが造るビールはほとんどがドイツ系のビールです。 開業当初は3種類で始めたそうですが、色々と造っていくうちにレギュラービールが増え、現在のところレギュラー6種類、季節3種類の合わせて9種類のビールを造っているとのことです。 年間醸造量ですが、最初の年は180キロリットルを越えたそうですが、ここ数年は120キロリットルの横ばいが続いているそうです。

この日はレストランで定番の5種類と季節醸造1種類あわせて6種類のビールが飲めました。 特に季節醸造の『光と風のビール』は秋田県産の六条大麦の他、酵母に至るまで全て秋田県産品で造ったビールだそうです。 他にビン売りで美容に良いというビールもありました。

以下簡単なテイスティングノートです。

レストラン内
  • ケルシュ
    少しイースティな香り。 ボディがあるがホップキャラクターは弱い。 全体的に甘い。
  • アルト
    非常によい麦芽の香り。 味もスッキリしていて良いでき。
  • ピルスナー
    ザーツホップの香り。 少しボディは弱いがボヘミアンタイプのよう。 少し渋くハスキー。
  • ヴァイツェン
    見た目はかなりクリアー。 強いクローブ香がする。 酸味が弱いがバランスは良い。
  • ダーク
    ローストした麦芽の香りがよい。 口当たりは甘いがくどくなく後味は結構スッキリしている。
  • 六条(ひかりと風のビール)
    大潟村産六条大麦、自家製(ホール)ホップ、桜天然酵母、和賀山塊ブナ伏流水を使って造ったビール。 ヴァイツェンのような香りが少しする。酵母由来か。 味も少し酸味があるが弱い。 感じとしてはピルスナーを天然酵母で発酵させたよう。非常にドライ。
データ〜田沢湖ビール〜
  • 住所:秋田県仙北郡田沢湖町卒田字早稲田430
  • 電話:0187-44-3988
  • ホームページ: http://www.warabi.or.jp/beer/index.html
  • 製造ビール:ピルスナー、ケルシュ、アルト、ヴァイツェン、ダークラガー、季節限定他
  • メモ: 秋田の代表的なマイクロブルワリー。 ドイツ系のビールが中心。 フラッグシップはピルスナー。
明日(明後日以降かも)はペンション・ビアフィードの予定
1月20日(火)
item パブの講座
英国パブでCHEERS!!によれば、サイト管理者の白井哲也氏が4・5・6月に東急セミナーでパブの講座を行うそうです。 それぞれ第四土曜日の予定だそうですがまだ詳細は決まってないようです。
item 新春インタビュー
蔵くらニュース1月18日号が発行されています。 その中に“お正月休みの間違った過ごし方?その2”が掲載されており、伊勢角屋麦酒『麦酒蔵』の松岡氏のインタビュー記事が掲載されています。 無料ビールセミナーの苦労話など、松岡ファンは必読です。
終電にを逃した後の結末もだいぶ興味があります。
「できるかなリターンズ」文庫本化されてます。
1月19日(月)
item 完売御礼
Homebrewing Serviceが完売御礼のため特売品を一時中止していました。 次回は今週末を予定しているそうです。
item 完売御礼
マイビア工房さとるが新たにステンレス手付ミニトレイの取扱を開始していました。 王冠やキャップを消毒するのに便利だそうです。
王冠とキャップって同じ?ではないのかな。
item 関西ホームブルワー交流会
読者の方より1月10日に麦酒食堂「BEER & BEAR」で行われた「関西ホームブルワー交流会」の様子をお知らせいただきました。 それによると22名程度の参加者があり17:30〜22:30の約五時間に渡って行われたそうです。 集まったビールは約20本+ケグ10リットルで、種類はペールエール、スタウト、ケルシュ、ヴァイツェン、ピルスナー等があったそうです。 『各自自己紹介と同時に、各自のビールを皆で味わい、その後は材料や機材の入手先、手作り機材のお話、こだわりのテクニック、手作りビール工房サイト運営者への質問コーナー等。 個人の参加者へも皆暖かく迎えていただき、また、皆自由に交流楽しんでおられました。
大東自ビールさん、手作りビール工房サイト運営者さん、麦酒食堂さんに感謝です。
あとは関西発ホームブルワー設計ビールの発売が待ち望まれるだけか?』 とのことです。
これを機に関西でもホームブルーワーの交流が活発になればと思います。
スペシャル明日以降になりますm(_ _)m
1月17日(土)
item 認定試験例題
日本地ビール協会のサイトにビアテイスターの認定試験例題(pdf)が掲載されていました。 筆記試験の例題だそうです。 また、地ビールの日/ビールの日も掲載されていますが、内容がちょっと古いようです。
月曜日からはスペシャルの予定です。
1月16日(金)
item 続・続・リアルエールクラブ(仮称)
リアルエールクラブ(仮称)のサイトが暫定的ですかオープンしています。 現在のところ結成総会開催のお知らせおよび会則案が掲載されています。 結成総会への参加申し込みは総会についてのページからリンクが張られています。 なお、結成総会は入会しなくても少しでも興味がる方なら誰でも参加できます。
また結成総会のバナーも掲載されいますので、ホームページで宣伝していただける方は貼って下さい。
ちょっと改造してみました。
まずどんな会になるのか模様眺めをしようと考えている方もぜひ出席して、要望を述べてくれるとありがたいです。
item 最強の飲み放題
麦酒食堂「BEER & BEAR」からダイレクトメールによれば、2月13日に「最強の飲み放題イベント」と題された飲み放題を行うそうです。 このイベントは2月14日から25日まで休業するのに伴う在庫一掃セールで、昨年8月に行われたイベントと同じものだそうです。 今回は3000円(料理別)で日本酒も飲み放題だとのことです。

また2月29日と3月14日の両日に「第4回楽しいビール講座」を開催するそうです。 今回は「宗教とビール〜トラピストビール〜」というテーマで行われるそうです。

「くまさんのささやき」にも新しい記事が掲載されていました。 今回はビールは冷やすとは限らない?というテーマで常温やお燗ビールについてささやかれています。
item 写真掲載
BEER-BARにんかし☆の♪掃除してたら出てきたよ♪に写真がアップされていました。 なお、チェコレポートはずっと先になってしまうようです。
電車に乗ってる時間が長いので(最低30分+40分を朝晩二回)、PHS等でネットに繋げるようにしたいと思っています。 お勧めのサービスやカードなどありませんか?
ちなみに希望することは
  • 接続時間無制限
  • 5000円/月以下(もっと安いほうが…)
  • 一枚でプロバイダと持ってないけど家庭内LAN(air-mac等)に繋げるカード
  • Visor Platiumでも使えるカード