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赤:休刊予定日
黄:特別配信


2004年5月1日〜15日
5月14日(金)
item 5・6月号
一昨日くらいにZymurgyが届きました。 以下メイン記事の紹介ページから。
  • GOING TO EXTREMES by Randy Mosher
    Randy Mosher, author of the new Brewers Publication's book ``Radical Brewing,''gives a sampling of some of the topices covered in his latest book. From strange ingredients and quirky processes to downright scary recipes, Mosher ivites readers to take their brewing to radical extremes in the pursuit of new adventures.
  • AN INSIDER'S GUDE TO LAS VEGAS by Bob J. Barnes
    Coming to Las Vegas for the AHA National Homebrew Conference? Don't gamble on being able to find the best beer spots on your own. We've enlisted a Las Vegas native and veteran beer writer to give the skinny on ``Beer and Loafing in Las Vegas.''
  • WHO WILL WIN THE ``IRON MASH'' CHALLENGE? by John Shank
    Inspired by television's ``Iron Chef'' cooking show, a Texas homebrew club developed the Iron Mash brew-in challenge. Brewers were given a kit of surprise ingredients and challenged to brew the best beer. Find out who won and how to brew bheir winning beer.
  • BREWING GREAT BEER BEHIND THE ``ZION CURTAIN'' by William H. Hoff
    Just because he has to brew beers conforming to Utah's 3.2 percent alcohol limit, that doesn't mean Steve Kirkland doesn't brew great beers. Find out how he produces satisfying brews under extreme restrictions and try your hand at his flagship beers.
  • LESSONS LEARNED FROM THE GREAT HOP EXPERIMENT by Brian Butenschoen and Trevor Millund
    Defining the flavor and aroma characteristices of select hops by brewing single-hop beers can be a real challenge. Members of the Oregon Brew Crew took on the task and learned a few things they might try differently next time.
  • FOR GEEKS ONLY: DISSECTING BEER FOAM by Chirs Bible
    Every homebrewer strives for a thick, long-lasting head of tiny bubbles on his beer. But where does beer foam come from, and how can you maximize your chances for good head retention?
  • LAST DROP: A SECOND GENERATION BREWER by Chris Testerman
    In honor of Father's Day, a son gives thanks to his dad for introducing him to the joys of homebrewing.
item 日時指定が可能に
マイビア工房さとるでは配達日の指定ができるようになったそうです。 時間帯も5段階が選べるようです。
フレッド・エーカードのサインもらってこないと。
5月13日(木)
item サントリー武蔵野ビール工場(ミニブルワリー) レポート[4月29日見学]
府中市にあるサントリー武蔵野ビール工場を見学に行きました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

中央高速をくぐると工場の敷地
サントリーと言えばビール大手4社の中でもビールに参入したのが最も新しい会社です。 工場は全国に4つあるそうですが、その中でもここ武蔵野ビール工場は他の会社に先駆けてミニブルワリー造った工場として知られています。 そのミニブルワリーを見学するチャンスがありましたのでレポートします。

JR府中本町駅から歩いて10分位でユーミンの唄でおなじみの『中央フリ〜ウェ〜』(将来はタダになるのかな)に突き当たります。 ちょうど線路を挟んだ向こう側に府中競馬場があるところです。 この道路をくぐるように信号を渡るとそこが看板が立てられていました。 ここが武蔵野ビール工場の敷地で、もう少し歩道を行ったところに正門がありました。

この日は“サントリーフェスタ429in府中”というイベントが行われており、自由に工場見学ができたり、セミナーを開いたりしていました。 来場者にはモルツを一杯無料で飲ませくれる他、新商品の試飲なども数多く行われていました。 露店も数多く出ているので、家族連れも多く見受けられました。

この日はイベントデーでした
工場見学
待ち合わせの時間まで少し時間があったのでビールセミナーを聞いてみました。 同社のモルツについて詳しい話しがメインのセミナーで、意外だったのは水質調整とカーボネーションの話しです。 天然水を謳っている以上、水質調整はご法度だそうで、そのため厳密には工場による味の違いが出るとのことでした。

また、調整のため20%くらいはフォースカーボネーションを行っている他は全てナチュラルカーボネーションだと言う話しも少し驚きました。 考えてみれば巨大な工場で造られるビールの全てをフォースカーボネーションでまかなっていたらCO2代金だけでもかなりの量になりますね。

その後、少し工場見学をしました。 見学コースではいかに環境に気を配っているかと言うことをかなりアピールしている感じでした。 機会があればじっくりと見学してみたいと思います。

仕込み釜の模型

ラガーリングタンクの模型

フィルター
ミニブルワリー

中央管理室
そんなことをしているうちに待ち合わせの時間を少し過ぎてしまい、ようやく山本さんと合流できました。 いよいよミニブルワリーの見学です。

ミニブルワリーは1989年に他社に先駆けて作った実験用のプラントです。 単に実験的にビールを造る装置ではなく、工場とほとんど同じ状態でビールを造ることができるようになっているそうです。 醗酵などの状態も中央管理室で全て制御できるようになっており、そのため5000リットルという規模にしてはかなり大掛かりな装置となっています。 ちょっと他のブルワリーでは見られないような設備もたくさんあり結構勉強になるところがありました。

モルトミルはさすがに工場でも使われている6ローラーのミルだそうです。 これはモルトの水分調整もできるようになっており、いわゆるウェットミルとしても使えるとのことです。 それより興味深かったのはマグネットセパレーターモルトクリーナーといったミルに入る前段階で色々な装置をかませているという点です。 これにより異物の混入を抑え、ビールの均一化を図るだけでなくモルトミルに余計な負荷を与えないという効果もあるようです。

マグネットセパレーター

モルトクリーナー

マッシュケトル
メインの仕込み装置はマッシュタン、マッシュケトル、ロータータン、ボイルケトル、ワールプールの5釜構成。 中に入って見せてもらいましたがマッシュケトルを除く4釜は同じ部屋に並べてあり、廊下からガラス越しに見えるようになっていました。 マッシュケトルだけはミルなどと同じ部屋に置いてありました。 このマッシュケトルはデコクション時にマッシュを煮るための釜で、多くのマイクロには存在しないと思われます。 当たり前ですがライスクッカーとしても使えるそうです。

全て専用の装置でが用意されていることにちょっと驚きました。 「さすが大手」と思いましたが、最高のスペックを得るならばそれぞれ専用にしたほうがスペックの追及はしやすいのは当然です。

ボイルケトルとワールプール
その他の設備
仕込み設備が置いてある場所と廊下を挟んだ反対側が、醗酵ゾーンとなっていました。 仕込み設備が置いてある側は室内の温度管理は全くされていないのに対して、醗酵ゾーン内は定温に管理されているそうです。

醗酵タンクは仕込み量の倍の10,000リットル。 これがユニタンクとなっているそうで、ここで醗酵からラガーリングまで行うことができます。 タンクは全部で19基。 このうち18基は最初から設置されたもので、残りのひとつが後から設置された特別仕様のタンクだそうです。 写真手前のいくつかの醗酵タンクには外から覗ける“窓”が付いており、醗酵の様子を見ることができるようになっています。 現在、ここで醗酵させているのは一部で出回っているアルトと秘密のビールだそうです。

同じ部屋には酵母培養タンクなるものも設置されていました。 ワォートに添加するイーストを培養するタンクだそうです。 マイクロでは1000リットルくらいのファーメンターに対して5ガロンのコーネリアスケグを使うようですが、それから逆算すると醗酵タンク10本分は培養できそうなサイズでした。 各タンクで違う種類のイーストを培養しているようです。

こちらのミニブルワリーでも環境に気を配慮しているようでこんな機械もありました。 これはワールプールから出たカスから液体と固体を分離する機械だったと思いますで、やはりなかなか見られないモノです。 さすがにISO14001を取得しているだけあるなと感心しました。

ファーメンター

醗酵の様子

酵母培養タンク

ホップセパレーター
データ〜サントリー武蔵野ビール工場〜
  • 住所:東京都府中市矢崎町3-1
  • 電話:042-360-9591
  • ホームページ: http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/index.html
  • 製造ビール:モルツ他
  • メモ: 東京にあるサントリーのビール工場。 地ビール解禁以前に作られたミニブルワリーは一見の価値あり。
やっと掲載できました。
5月12日(水)
item 入賞ビール一覧
日本地ビール協会がジャパン・ビア・フェスティバル2004大阪で発表されたジャパン・ビア・カップ2004入賞銘柄一覧を掲載していました。 今回は33銘柄が入賞しています。 おめでとうございます。
最近モノが良く壊れる〜。
5月10日(月)
item 徳用パック
HOMEBREWING SERVICEモルトおよびホップの徳用パック販売を開始していました。 モルトは最高5kgパック、ホップは500gパックで、少量で買うのに比べてモルトで20%、ホップで50%以上安くなっています。
item 小麦100%ヴァイツェン
手造りビール工房が醸造日記を更新していました。 今回は小麦100%のヴァイツェンを仕込んだそうです。
item NHC2004
アドバンストブルーイングAHA National Homebrew Competition 2004のページを掲載していました。 送り方の方法は毎年同じなので、今後も参考になると思います。
昨日はご馳走さまでした。 レポートはそのうちに。
5月9日(日)
item 第三回・箱根ビールキャンプ
今年で三回目を迎える箱根ビールキャンプの開催が決定し、申し込みが始っていました。 今回はバーベキューはなく夜のHOMEBREW NIGHTだけが行われる予定です。
  • 日時:6月5・6日
  • 場所:神奈川県立芦ノ湖キャンプ村
  • 参加費:5,000円
なお、申し込み締め切りは5月21日ですので、参加希望者はお早めにどうぞ。
掃除してたらぎっくり腰になった。痛い。
5月7日(金)
item 一次予選結果
beertown.orgにNational Homebrew Competition 2004の一次予選の結果が掲載されていました。 現在のところ日本を含む海外からのエントリーは掲載されていませんが、日本から出品した大阪の塚本さんがIPA部門で入賞したそうです。 なお二次予選は6月17・18日に行われるようです。
おめでとうございます。
item ビールリスト
日本地ビール協会のサイトに今週末に開催されるジャパン・ビア・フェスティバル2004in大阪で出品されるビールリストが掲載されています。 5/4日現在、127種類のビールがエントリーされています。
お勧めのカメラバックありませんか?
5月3日(月)憲法記念日
item What's Real Ale
グッドビアクラブのサイトにワッツリアルエールの情報が掲載されています。 これは『自分でハンドポンプを引いてリアルエールを楽しみましょう!』という趣旨で開催されるイベントで気軽にリアルエールを知ることができるというのが売りです。 参加人数が限られているので、申し込みはお早めに。
今日は仕込むぞ〜。