PNG対応のブラウザをお使い下さい。


最新記事へGO!

ひとつ新しい記事へGO!
7月上旬

ひとつ古い記事へGO!
6月上旬


04年6月
* * 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 * * *
赤:休刊予定日
黄:特別配信


2004年6月16日〜30日
6月29日(火)
item ジャパン・ビア・フェスティバル2004 ミニレポート[6月19・20日開催]
毎年恒例の「ジャパン・ビア・フェスティバル」が東京・恵比寿にあるガーデンプレイスにて開催されました。 出展ブースの手伝いで参加したので簡単にレポートします。
全国地ビール醸造者協議会が主催する「第7回地ビールを楽しむ会」が19日(土)に開催されることが判明し、巷では「土曜日は完全に食われるのでは?」とささやかれていたのとは裏腹に、一時は身動きができないほどの大入りになったそうです(この時点ではあちらの会場にいたので聞いただけです)。 そのため急遽追加ビールの配送を手配していたブースも数多く見られ、「ジャパン・ビア・フェスティバル」が予想以上に定着しつつあることを証明した形になりました。

「ある醸造者協議会関係者が『開催日をぶつけてきたのは地ビール協会の方である』と吹聴している」との情報もいただきましたが、これはちょっと信じがたいように思いました。 と言うのも昨年6月3日の時点では「ジャパン・ビア・フェスティバル2004」の開催日が発表されていたのに対し、「第6回地ビールを楽しむ会」が開催されたのは7月11日だったからです。 もし醸造者協議会関係者が言うことが本当なら「第7回地ビールを楽しむ会」は第6回が開催される以前に開催日が決定しており、何らかの形で発表していたことになりますが、これはあまりにも不自然では無いでしょうか。 逆に考えれば、それだけ「ジャパン・ビア・フェスティバル」が他のビールイベントを開催する団体から恐れられているということでしょう。
出展社は12社
このようにより大きなフェスティバルになりつつあるわけですが、ビールのラインナップという点から見るとかなり貧弱な感じがしました。 事前に発表されていたビールの銘柄を数えたところ、107銘柄中42銘柄が海外からの輸入ビールで、国産のいわゆる“地ビール”は65銘柄。 このうち半分の32銘柄はジャパン・ビア・カップの入賞ビールコーナーで提供されており、実際に(ブルワリースタッフが来ていたかどうかは別にして)ブースを出していたのは12社33銘柄止まりでした。

会場であった人に色々とインタビュー(というほどの堅苦しいモノではなく単に感想を述べあっただけですが)したところ、毎年来ている人は口をそろえて「年々出展社数が減っていてつまらない」と言っていました。 実際、去年と比べてもいくつかブルワリーが減ったような感があるものの、今回初登場したブルワリーは岩手のベアレン醸造所だけでした。

出展社数が年々減っている背景には、出展社にほとんどメリットが無いという事情があるように思います。 ご存知の方も多いと思いますが、このフェスティバルは地ビール協会が会場の用意はするものの、出展社は自腹を切ってビールを持ってくる“手弁当”方式を採用しています。 出展料は無料とは言え、出展することにメリットが無ければ、出展社数は当然減少していくわけです。 今年は少しこのことに配慮したのか、各社のパンフレット等を置くブースを会場入口に設置していましたが立ち寄る人はあまり無く、ほとんど効果はなかったように思います。

“手弁当”方式で運営を続けていくかぎり、出展社がメリットを感じるようなイベントにならなければ(そろそろサチッて来てはいるものの)出展社数減少はさらに続くものと思われます。 出展料を払ってでも出展したいと思わせるようなイベントにしていくことがこれからの課題ではないかと思います。

またこれと多少関連することですが、昨年は約3分の1だった海外ビールの割合が今年は40%と上昇していました。 輸入ビールをたくさん出すという傾向は2002年から始まったように記憶しているのですが、この調子で行くと来年には半分近くが海外のビールになりそうな感すらあります。 主催はあくまでも“日本地ビール協会”なのですから、国産ビールをメインにラインナップを図るべきで、そのためにもまず出展社数の増大を図ることが先決ではないかと強く感じました。
会場での写真
会場40分前。いつもよりちょっと人が少なく、心配でしたが… 土曜日も予想以上の大入りとなりました。 オープニング前の演奏は今年もありました。 今年はこんな人が目立っていました。
BOPコーナーは今年も健在でしたが、いまいち盛り上がりに欠けていたような… パンフレットを置くコーナーが新登場。 グラスは自分で洗えるようにポリタンクがいくつか設置されていました。 初登場のベアレン醸造所。
ケグで提供された輸入ビールのコーナー。 撮れ撮れうるさかった人。 日曜日にはジャパン・ビア・カップの授賞式も行われました。 早々にビールが無くなり、かなりのブースが撤収してしまった最終日。
常磐線が止まったお陰で仕上げることができました。 一時間も座ってたら尻が痛くなりました。 もっと良いシートにならないものか?
6月25日(金)
item 入賞者発表
beertownNational Homebrew Competition 2004の入賞者を発表していました。 残念ながら日本からの入賞者は無かったようです。

またトップページに“BEER TV Simpliy Wine with Andrea Immer”と“AMERICAN BEER MONTH WHEAT BER WEEK: JUNE 21-27”という記事を掲載していました。
item 一周年記念
ねこまたやが開店一周年を記念して本日6月25日〜29日の5日間「スペシャル・プライス・セール」を行うそうです。 今までメニューに入っていなかったビールを中心に家で飲むよりもお得な値段で提供するそうです。
item ビール旨い国造るぞ
ちょっと古い話題ですがZAKZAK特捜班追跡ビール旨い国造るぞ〜脱サラエリート奮闘記〜が掲載されていました。 2年前に廃業したビアライゼの青井氏の奮闘記で、開業から廃業に至る経緯が回想を交えた形で編集されています。 増資資金を約束した外資系ベンチャーに約束を反故にされたことが廃業の直接の原因となったようです。

夕刊フジに掲載されていたのは知っていて、まとめて読みたいと思っていたところ発見しました。 ちょっと長いので昼休みにでもどうぞ。
ジャパン・ビア・フェスティバルのレポートは明日以降です。
6月24日(木)
item アンケート
全国地ビール醸造者協議会が「第7回地ビールを楽しむ会」に申し込んだ人向けにアンケートのお願いをメールしていました。 同伴者の人に送られていないようで、同伴者にも広く回答を求めています。
item 7まで掲載
ビール文化研究所ビアライゼ2004を更新していました。 新たにBamberg周辺-5からBamberg周辺-7までが掲載されています。
やっとVHSとDVDとHDDがついた一体型ビデオが発売したようですが、これってどう?
6月23日(水)
item 第7回地ビールを楽しむ会 ミニレポート[6月19日開催]
「第7回地ビールを楽しむ会」が東京プリンスホテル・ガーデンアイランドで開催されたので、別のイベントの手伝いを少しサボってチョコッとだけ行ってきました。
(写真をクリックすると拡大されます。)
「地ビールを楽しむ会」は全国地ビール醸造者協議会が主催するビールのイベントで、2000年頃から開催されています。 もともとは同協議会の会員同士の親睦をはかる目的で始まったようで、前回までは総会後に同じ会場で開かれていました。 そのためか平日の夕方から開催ということがほとんどで、一般参加者を募集してはいたものの東京近郊以外の人が参加するのはなかなか難しい状況でした。 それが今回、週末の日中に開催することになり多くの人が参加しやすい会となったように感じました。 そればかりか、第6回まではビンビール中心のラインナップだったものが今回はケグビールを中心に100種類以上揃えたということでこれまでにない規模の会となりました。
おつまみは健在だが…
当初の予定では、12時の開場と同時に入場したいと思っていたのですが、実際に入場したのは14:30少し前。 すでに入場者の列も全く無くなっており受付係はかなり暇そうにしていました。 開場と同時に入場した人の話によれば、開場前にかなりの列ができていたものの受付が大きくとってあったためスムーズに入場できたとのことです。

参加費2,000円(当日は2,500円)と引き換えにおつまみ券をもらい、いざ会場へ。 受付の暇具合とは反対に会場内はかなりの賑わいで、スタッフの人たちが慌ただしく動き回っていました。

この会は毎回ビールだけでなくおつまみもでるのが特徴で、今回新たな会場で規模も大きくなったにも関わらずこの方式は貫かれていました。 ただ、前回までの盛りつけ自由な“食べ放題”を改め、各自におつまみプレートを渡すという方式に変わりました。 これだと後から入場した人にもおつまみが確保されるので、良い方法だと思います。 協議会で用意したおつまみでは足りない人のために、有料のおつまみメニューも用意されていました。

ビールは特にテイスティングという訳では無く、最低でも100mlは注いでくれます。 しかしながら開始から2時間半が経過した14:30の時点で、半分近くの銘柄が底をついていたのにはちょっとビックリしました。 特に東京から遠い地方のビールが軒並み無くなっている感じでした。 ウワサによると事前申し込みだけで1,700人のエントリーがあったそうで、それが判明した時点で何か対策を立てていればもう少し何とかできたではないかと思います。
今後どう育っていくのか?
名前から推測できるように、このイベントは地ビールを“楽しむ”もので、大いに飲んで食べるというのが趣旨なのではないかと言うことが今回再確認できました。 2,000円でちょっとしたつまみ(写真撮り忘れました。誰か送って下さ〜い)がついて飲み放題というのはかなりコストパフォーマンスが良く、ビールファンのみならず酒好きの人なら誰でも喜んで参加しそうな会で、ともするとマニアばかりが集まりそうなビールのイベントが多い中、一般の人にビールの美味しさや多様性をアピールできる絶好の場だと思います。 “ニッポンの地ビール100銘柄大集合”と掲げられていたように国産地ビールが100銘柄以上集まる会は他に無いので、来年以降もぜひ続けてもらいたいと思います。

ビールが足りなくなってしまったという状況は参加者からしてもかなり残念な結果でした。 こうなった理由は、参加人数が予想を遥に超えたことに加え、ことしから方式を変更したために開催時間が長くなり、出る量が予想できなかったためではないかと思います。 来年以降、同じような形式で開催されるのならば最後まである程度ビールがあるように準備をして欲しいと思います。 とにかく来年に期待です。

また、今回ジャパン・ビア・フェスティバルとぶつかってしまったことも個人的には少々残念でした。 地方在住者に取ってみれば一度の上京で二つのフェスティバルに出られることになったのですから、むしろ良かったことなのかも知れません。 次回はどうなるかこちらも成り行きを見てみたいと思います。

また、かねてからウワサされていた地ビールマップも配られました。 しかしながらこれには協議会に入っているブルワリーしか掲載されていなく、全国の地ビール屋を網羅しているものにはならなかったのがちょっと残念ですが、これは仕方のないことでしょう。
会場での写真
受付は大きくとってあって開始すぐでも割りとスムーズに入れたようです。 到着した時点にはかなりの人で賑わっていました。 こちらで入場時にもらえる食券と交換します。 有料メニューの一覧。食べ物はかなり豊富。
ケグビールが中心に出されました。 開始3時間くらいでかなりのビールが無くなっていました。 グッズ&持ち帰りビールのコーナーもありました。 ビールが無くなっても飲み続ける人が多かった感じです。
恵比寿のレポートは明後日くらいかなあ〜。
6月21日(月)
item 世界の地ビール100種類
読売新聞に恵比寿ガーデンプレイスで行われた「ジャパン・ビア・フェスティバル2004」の様子が掲載されていました。 “日本では販売されていない30種類の生ビールや、コンテストの入賞銘柄など”と評されているように、マスコミ的には世界のビールを集めたフェスティバルに写っているようです。

“日本の地ビールが大集合”的な触れ込みで記事を載せて欲しかったなあと思いますが…
ここのところ台風が良く来ますね〜 今日もとても蒸し暑い。
6月19日(土)
item ヱビス超長期熟成 試飲レポート[6月16日]
サッポロビールが限定で販売したヱビスビール超長期熟成を飲む機会がありましたので、簡単なレポートです。
(写真をクリックすると拡大されます。)
当初、先着順で買えるということでインターネット上で予約を開始したビールでした。 ところがあまりにもアクセス数が殺到したためにサーバーがダウンし、急遽抽選で購入可能になったというアクシデントがありました。 非常に話題性があったのでダメ元で申し込んだ結果、やっぱりダメでしたが、一本分けてもらって味見をすることができました。
下野さんありがとうございました。

正面ラベルには“超長期熟成”と大きく書いてあり、左端には“限定醸造”の文字。 印刷してある紙も模様入りで通常のヱビスビールより高級そうな感じです。 アルコールも6%と通常製品より少し高めに仕上げられています。 さすがに超長期熟成を謳っているだけあって、それに耐えうるように初期比重を高めにしたのではないかと思われます。 プルトップ式のキャップなので栓抜きは必要ありませんでした。 キャップの上にもトレードマークのエビスさまが描かれており、これもお金がかかっているように感じました。

キャップを開けると、すぐにホップとモルトの何とも言えない良さそうな香りが立ちこめてきました。 色は通常のヱビスと同程度でしたが、硫黄臭は少なく長期熟成の効果が現われているのかなと思いました。 一口飲んでみてまず感じたのは“鉄”。 ちょっとこれにはビックリ。 もともとこういう味なのか保管中にキャップから鉄分が出たのかは謎です。

ボディはミディアムで、アルコールは表示通り少々高めに感じられました。 アロマホップは割合良く効いてはいるものの、飲んだときには苦味より渋味が目立ち、この点もいまいちでした。

確かに特別なビールかなと思わせる味でしたが、残念ながら個人的には発売されても特別買おうと思わせるビールではありませんでした。 しかしながらこういう企画は非常に面白い企画なので今後とも続けて欲しいと思います。
“限定醸造”の文字。 原材料は麦芽とホップのみで、アルコール度は6%。 最近CMでもおなじみのYEBISU BARのロゴ入り。 キャップはプルトップ方式。 ここにも恵比寿様が描かれている。 熟成期間を二倍にしたそうです。
今日は「楽しむ会」⇒「ビアフェス」の予定です。
6月18日(金)
item .comから.netへ
BeerLineTodayが.comドメインから.netドメインに移行するそうです。 新しいドメインはBeerLineToday.Netとなるそうで、これにともないデザインも一新されphpを使ったサイトになっています。 コンテンツも整理されNews HeadlinesSaturday Evening Beer LiveBeer Festival Hunterの三つに縮小されたようです。 なお、現在引っ越し中のため現在News Headlinesは準備中となっています。

またGJBF2004のビールリスト(pdf形式)も掲載されています。 輸入ビール部門と国産ビール部門に別れていて、ケグかそうでないか、ジャパンビアカップ2004入賞かどうかも記されています。

やっと復活ですね。 ウチもかっこいいページにデザイン変更したいなあ。
明日はいよいよビアフェスですね。
6月17日(木)
item 今年は中止
秋田ふるさと村が7月10・11日に開催を予定していた「地ビールフェスティバル」の中止が決まったそうです。 同社の事情によるものだそうで、そのかわりとして8月14・15日に開催される「夏祭りに」秋田県内の3社+北上わっかビール+αにビールを出展してもらう予定だそうです。

残念ですね。
item 新ロゴ
Oregon Brewers Festivalのロゴが新しくなっていました。 新ロゴはこれまでのに比べるとマンガチックな感じです。 古いロゴはこちらに残っています。
今週もビールは仕込めないんだなあ。
6月16日(水)
item ジャパンビアフェスティバル攻略法
蔵くらニュース6月15日号が発行されています。 今回は週末に迫ったジャパン・ビア・フェスティバル攻略法の特集で、準備編「その1」から「その3」まで掲載されています。 その中で、同店作成の出展ビール一覧表(pdf)が紹介されています。 pdf形式なので印刷しやすく、さらにチェックリストも付いているので非常に便利に作られています。
item 東プリvs恵比寿
今週末に開催される「第7回地ビールを楽しむ会」の出展銘柄「ジャパン・ビア・フェスティバル2004」の出展銘柄を比べてみました。 国内産のビールだけの比較表をこちらに掲載しましたが、思ったほど重複が少なく、両方の会に行くのもそれなりに価値がありそうです。

誰かpdf化して下さい。
輪行も案外面倒。