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全体を通して
(総集編)
スペイン
(現地時間:4/9〜4/13)
ドイツ
(現地時間:4/14〜4/17)
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赤:休刊予定日
黄:特別配信
4月14日〜17日のドイツ・ケルン編はこちらです
4月15日(木)[現地時間:4月13日]
◆ スペインからドイツへ
いよいよドイツに出発です。
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ホテル・ラ・ボバディーリャも最終日となり、午前中はホテル内でゆっくりと過ごしました。 敷地内にあるプールの脇には夏場だけ営業する屋外レストランがあり、そこにはさすがにCervezas Alhambraが置いてあるようでした。 あまりゆっくりと見られなかったのですが、次回こういうところに来るなら、一日はのんびりとビールを飲んだりプールには行ったりして過ごすのも良いかなあと思いました。
迎えの車が来るまでの間、スペイン最後のビールを飲みました。 マラガで飲んだCruzcampoのプレミアムビールという、アルコール度が5.7%と若干高めのビールでしたが、そんな感じはなく、大手のピルスナーと言った感じでした。 裏のラベルを見たところスペインのハイネケンが造っているようでした。
マラガまでタクシーで行って、マラガ⇒マドリード⇒デュッセルドルフと飛行機で移動したのですが、トータルで1時間半以上遅れたので、不本意ながらデュッセルドルフからケルンまではタクシーを使ってしまいました。 ドイツのタクシーはさすがに皆ベンツで、高速道路は150kmくらいで飛ばすのでかなり早くケルンに到着しました。 しかしタクシー代90ユーロ(12,000円)はかなりの痛手でした。
今日飲んだビール(4/13)

Hotel La Bobadilla
- Cruzcampo Seleccion Especial (Cruzcampo)

Dom Hotelに滞在。
4月14日(水)[現地時間:4月12日]
◆ アルハンブラ宮殿
グラナダと言えば世界遺産にも登録されているアルハンブラ宮殿を見ないわけには行かないような気がしないでもないので行ってみました。
観光旅行って結構疲れる〜
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ホテルからハイヤーを一日借りてグラナダ観光に出かけました。 最初は有名なアルハンブラ宮殿。 ここは王宮に入るのに時間を指定されるとのことでホテルに予約をしてもらっておいたところ、12:00〜12:30に入場するチケットが取れました。 10:30頃チケット売場に行って、予約券と引き換えてもらったのですが、その時点で14:30〜のチケットを当日販売していました。 もし、これからアルハンブラ宮殿に行く予定のある方は、事前予約がお勧めです。
宮殿内は見どころが多く、観光客も多いので売店もいくつかあります。 アルカサバに向う途中にあるぶどう酒の門という所をくぐってすぐの売店で見慣れないビールを発見。 早速買ってみました。 味はバドワイザーを少し濃くしたような感じで、ちょっと水っぽく、ハスクのような渋味がありました。 売店の人に聞いたところスペインのビールで同じアンダルシア地方のコルドバのビールだと答えてくれました。 しかしBeer Me!によるとEl Aguilaという銘柄はつぶれたようで、実際にはどこで造っているのかは不明です。 複雑な理論により裏付けられる単なる勘によれば、何となくハイネケンぽい
結局、あまり時間がなく隅々まで見ることができず、残りは次回以降の宿題となってしまいました。 と言うことでアルハンブラ宮殿に興味のある方はもっと有用なサイトがあると思いますのでそちらをご覧ください。
◆ CERVECERIA ARTESANA 1996
グラナダにもマイクロブルワリーがありました。
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ウエディングをコーディネートしてくれたグラナダ在住の方より『そこでしか飲めないビールを出す店がある』と聞き、ちょうどパエリアを食べる予定だった店のすぐ近くだということもあり行ってみることにしました。 店内に入るといきなりマッシュタンらしきものが置いてあり『をを、これは!』とちょっとビックリしてしまいました。 ドライバーが中まで案内してくれて、店員さんに『彼らはビールマニアだ』みたいなことを言ってくれたお陰で、いきなり醸造所を見学させてくれることになりました。
地下に続くらせん階段を下りるとそこにはズラリと醗酵タンクが並んでおり、いくつかのタンクからは泡が出ており、今現在醗酵している様子が伺えました。 実際に醸造をしている人が英語を話せないとのことなので、バーテンダーが通訳に入ってくれたのですが、それでも完全に会話が成立しなかったので、わかったところだけピックアップすると…
  • 店先のマッシュタンはフェイクでエキストラクトで造っている
  • イーストはドライイースト
  • 醗酵は一週間、その後三週間ラガーリングをする
  • 醗酵タンクひとつの大きさは800L(それにしては小さい)
  • 通常RubioとNegraの二種類だが季節醸造もある
エキストラクト醸造という話を聞いてビールはあまり期待せずに飲んだのですが、エキストラクトにしてはかなりキレイに醗酵している感じでした。 どちらもホップのキャラは感じられずドライなビールでしたが、エキスのビールにしてはそこそこ飲めるビールという感じでした。
醸造の人は「日本のビールって米を使うと言うのは本当か?」と聞かれたので「大手のビールは1/3くらい使うことがあるが、連れが造っているビールは麦芽100%だ」と言ったら「ヨーロッパと同じだな」と言っていました。
続いて三軒くらい隣のレストランでパエリアを食べながら飲んだビールはごく普通の大手ビールと同じ感じのピルスナーでした。 銘柄は不明ながらCervezas Alhambraの様でした。
◆ CERVEZAS ALHAMBRA
いよいよアルハンブラの名前を冠したグラナダ周辺では最も良く飲まれている醸造所の見学です。
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と思ったら、CERVECERIA ARTESANA 1996を紹介してもらったらコーディネーターの方より「現在、工場内を改修しているのでツアーはできない」との連絡がありました。 しょうがないのでここのビールを置いてありそうなデパートに行ってから工場の前で写真だけでも撮ろうということにしました。
デパートにはいくつかのラインナップがあり、どれも4本パックでしか売っていないようだったので、昨日飲んだReserva 1925とシリアルナンバーが振ってあったMezquitaを買いました。 その他はバラ売りでサラゴザのビールなども売っていたので買ってみました。 高いビールで330ml当たり1ユーロ弱とかなり安い感じがしました。
買い物を済ませてCervezas Alhambraの工場に行ってもらいました。 工場のはずれには大きな看板があり、ビールのラインナップらしきものが書かれていました。 適当に写真を撮りながら入り口に近づいたところ、守衛に写真を撮ってはダメだと言われあえなく退散。 外からは銅製の釜みたいなもの等が見えたのですが、写真にできなくて残念です。
本日のベスト:Cervezas Alhambra 『Mezquita』
アルコール度7.2%のかなり強いビール。 ダブルボックかなと思うがかなりドライで、これまで飲んだことが無いスタイルという感じ。 シリアルナンバー入り。
今日飲んだビール(4/12)

アルハンブラ宮殿
- Aguila

CERVECERIA ARTESANA 1996
- Negro, Rubio

Bottled Beer
- Reserva 1925, Mezquita (Cervezas Alhambra)

一人で飲める量は限られちゃうのでかなり辛いです。
4月13日(火)[現地時間:4月11日]
◆ ホテル・ラ・ボバディーリャ
ある目的のために高級リゾートホテルに滞在です。
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目的は二枚目の写真を見て下さい。 これが終わった後に開いたガーデンパーティで、グラナダにあるCervezas Alhambraという醸造所の情報を得ました。 レストランにはReserva 1925という1925年の創業当時を再現したというビールがあり飲んでみました。 一応ラガーと言うことですがアルコールが6.4%あり、SanMiguel等とはちょっと違います。 明日見学ができるように、紹介状を書いてもらいました。
本日のベスト:Cervezas Alhambra 『Reserva 1925』
本日飲んだ唯一のビール。 Cervezas AlhambraはLarge Breweryと言うことで大して期待していなかったが、これは逆の意味で大外れ。 プレミアムラガーらしいがスタイルはボックと言った感じ。 明日、工場で飲めることを期待。
今日飲んだビール(4/11)

Restaurante La Finca
- Reserva 1925 (Cervezas Alhambra)

夜はワインを飲みました。 ビールで言うところの発酵温度が高いときに出るような、華やかすぎる感じがあり、アルコールが鼻につく感じでした。
4月12日(月)[現地時間:4月10日]
◆ コスタ・デル・ソル
コスタ・デル・ソルを観光した後で、スペインでの目的地ホテル・ラ・ボバディーリャに向いました。
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ホテルからは目の前に地中海が広がり、遠くにはアフリカ大陸かと思わせるものが見えましたが、小高い丘にホテルが立ち並び目の前は海という風景は熱海と大して変わらない気もします。 あいにくの曇りでコスタ・デル・ソルという感じではありませんがパノラマ写真を撮りましたのでお楽しみ下さい。
朝食を取って白い村で有名な観光地ミハスに行きました。 別にこれといったビールがあるわけではなく、単なる観光です。 所々にあるバル(スペイン語でカフェのことをこう呼ぶらしい)にはSamMiguelのドラフトが置いてありましたが、朝食を食べ過ぎたのでパスしていました。 ちょっと陽が出てきたので懲りずにミハスのパノラマを取ってみましたのでお楽しみ下さい。
◆ Antigua Casa Guardia Vinos De Malaga
地球の歩き方にも載っている有名な(?)店でスペインで初ビールを飲みました。 写真
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マラガの町は人口50万人くらいのこの地方の中心地だそうです。 町の中心にある中央市場のすぐそばにこの店はありました。 地球の歩き方・スペイン編によると“El Barril del Mistico”が店の名前のようで“Antigua Casa Guardia Vinos De Malaga”はAntigua Casa Guardia Vinosのマラガ支店という意味のようです。
ここの売りは80種類にも及ぶワインだそうですが、時間が無かったのとまだビールをひとつも飲んでいなかったので“取りあえず”ビールを飲んでみました。 タップは一本もなく、全て瓶ビールでしたが二種類のビールがありました。
ひとつは有名なSanMiguel、もう一つは始めて見たCruzcampoというブランドでした。 SanMiguelはフィリピンのSanMiguelと同じ会社のようで、その昔フィリピンがスペインの植民地だった頃から何らかの関係があるようです。 これはナショナルブランドらしいどこに行ってもあるようです。
一方、Cruzcampoはピルスナータイプということ以外ラベルには書いてなく、どこで造っているのか等はわかりませんでした。 味はどちらも日本の大手ビールと大差ないピルスナータイプでした。
本日のベスト:なし
ちょっとこれじゃあ…
今日飲んだビール(4/10)

Antigua Casa Guardia Vinos De Malaga
- SanMiguel, Cruzcampo

Cervezas Alhambraを見学できそうです。
4月11日(日)[現地時間:4月9日]
◆ マラガへ
成田を出てスペインのマラガへ向いました。
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今回は初ヨーロッパだったので勝手がわからず旅行会社に任せた結果、全日空になりました。 日本の航空会社を使っての海外は初めてだったのですが、サービスはかなり良かったように感じました。
ビールは日本の大手ビールしかありませんでしたが、確認しただけで、アサヒ・スーパードライ、サッポロ・黒ラベル、サントリー・ザプレミアムがありました。 早速ザプレミアムをもらって久しぶりの大手ビールを味わいながら辛いだけの空の旅に耐え忍びました。
全日空でロンドン・ヒースロー空港に飛び、そこからイベリア航空にてスペインのコスタ・デル・ソル(太陽海岸)の中心地マラガに向いました。 イベリア航空は全日空とは逆に飲み物も全て有料でちょっとガッカリしました。
マラガ空港からは明日、周辺を案内してくれるフリオさんが迎えに来てくれており、ホテルまで連れていってくれました。
本日のベスト:Suntory 『The Premium』
本日飲んだ唯一のビール。 麦の味やホップのアロマもしっかり付いている。 大手ビールのピルスナー部門ではなかなか良いできだと思う。
今日飲んだビール(4/9)

飛行機内
- The Premium (Suntory)

スペインはやはり大手ビールしかないようです。