| 10月4日(火)	【Eugene】[現地時間:10月3日] | 
   
   
   
    |   | F.H.Steinbart | 
   
    |  | ポートランドにあるホームブルーショップに行きました。 | 
   
   
   
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	    | Steinbartの店構え。 | 店内の様子。色々な道具が所狭しと並んでいる。 | モルトもたくさん揃っている。 |  | 
   
   
   
    | ● | ここは店売りはもちろん卸しもしているホームブルーショップです。
	アメリカのホームブルーショップに行くとたいていの品物にはこの店の名前が記されているので、たいていの人は見たことがあるかも知れません。
	もちろん店売りもしていて、朝から結構なお客さんで賑わっていました。 | 
   
    | ● | 店内は広くゆったりとした作りになっています。
	良く使われるホームブルー用品からオークカスクやワイン搾り器の様な大型のものまでゆったりとしたスペースに置かれていました。
	レジのおじいさんたちの対応もゆったりとしており、全然会計が進みません。
	こういうのを真のスローライフと言うのかも知れません。 | 
   
   
   
    |   | Rouge | 
   
    |  | ポートランドから自動車で100マイルほど南にあるユージーンに行きました。 | 
   
   
   
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	    | 通りに面したブルーパブ。元はEugene City Brewingだった所で今はRougeの名前が入っている。 | カウンター周り。結構な数のタップがある。 | 店内にあった謎の像。 |  | 
   
   
   
    | ● | 州都セーラムを越え、途中大雨に見舞われながら一時間半程度で到着。
	ユージーンにはもうひとつ有名なSteelhead Brewingがありますが、メンバーの『「Kobe Beef」なるメニューが食べたい』と言う要望により、こちらに最初に行くことにしました。 | 
   
    | ● | Rougeの正式名称はEugene City Brewing and Rouge Alesと言うそうで、Rougeのホームページによれば2004年10月4日にオープンしたとのことです。
	しかしEugene City Brewing自体はもっと古くからあるようなので、Rougeに買収されたと見るのが正解かも知れません。 | 
   
    | ● | あったビールの種類は全部で12種類。
	中にはちょっとダイアセチルっぽいビールがあったりもしましたが、全体的にまあ良いかなという程度でした。
	日本にもたくさん輸入されているので期待して行ったのですが、その割にはちょっとがっかりしました。
	工場のあるニューポートで作られているビールはまた違った味なのかも知れません。 | 
   
    | ● | 以下テイスティングノート。 
	Morimoto Imperial Pilsnerスパイシーなホップアロマ。ホップの味はしっかりついている。
Bullfrog AleIBU 100のアメリカンウィート。ダイアセチルのような甘い香り。ホップのキャラクターは皆無。IBU10の間違いではないか?
American Amberモルティーだがちょっとダイアセチルっぽい。ホッピーでない。
Honey Orange Wheatオレンジの味。少し酸っぱい感じ。軽い。
Juniper Pale Aleダイアセチルっぽい香り。後味にジュニパーと言われればそんな感じあり。
Uber Pilsnerダイアセチルのような酸っぱそうな香り。DMSか。味もそんな感じでよろしくない。
St. Rogue Red塩素のような香りあり。ドライでスムース。
Dead Guy Ale香りはほとんどないがわずかにモルティな香り。味もモルティだがホップのキャラクターも感じる。少しアルコーリック。
Imperial Stoutアルコーリックなアロマ。小便の香りもする。ホップの渋みも強烈。
Oregon Golden Ale少しダィアセチルっぽい香り。割とホッピーな味。
Shakespeare Stoutロースト麦芽の香り。スムースでクリーン。
Mocha Porterスパイシーなホッブの香り。ロースト麦芽の味がしてモルティ。少々ホッビーだが渋みはほとんどない。
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    |   | Steelhead Brewing | 
   
    |  | 続いて、ユージーンの代名詞的なマイクロブルワリーSteelhead Brewingです。 | 
   
   
   
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	    | Steelheadが入っている建物。向かって右側が入り口。 | 店内の様子。奥にカウンターがあり、その裏がブルワリーとなっている。 | こちらは外のテラス席。あいにくの雨で誰もいなかった。 |  | 
   
   
   
    | ● | Rougeから自動車に乗って数分、一マイルも走らないで到着。
	こちらは中心街からちょっと離れているのか、大きな駐車場がありました。
	中は天井も高く、古いパプらしい雰囲気。
	醸造設備がカウンターの後ろに鎮座しています。
	後で、工場見学をすることになるのですがここは10バーレル仕込みだそうです。
	醸造ビールの70%は店売りで、その他30%がケグ売りとのことで瓶詰めはありません。 | 
   
    | ● | 昼ご飯も食べ終わっていたのでビールだけを注文することに。
	しかし、かなりおなかが一杯になっていたので全員でサンプラーをひとつ出してもらいました。
	ビールは全体的に良い出来で好みのビールもいくつかありました。 | 
   
    | ● | テイスティングがちょうど終わる頃にヘッドブルワーが登場。
	ジム・パーカー氏が連絡しておいてくれたようで、色々と話を聞くことが出来ました。
	ツアーをしたいと言うと早速中を案内してくれました。 | 
   
   
   
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	    | ブルーハウス。ここではJV NorthWest社製の醸造設備を使っている。仕込み量は10バーレルとのこと。 | 10バーレルのファーメンターが6基と20バーレルが1基ある。写真は10バーレルのファーメンター。 | こちらは製品タンク。ここに入ったビールは課税されている模様。 | 最後にジェイミー氏と記念撮影。 |  | 
   
   
   
    | ● | ここはもともと女性ブルーマスターがやっていたとのことでしたが、現在は案内してくださったヘッドブルワーのジェイミーさんが取り仕切っているそうです。
	ブルーマスターは普段は違う場所にいるということで、今回は会えませんでした。 | 
   
    | ● | 良く見慣れたJV NorthWest社製の醸造設備ですが、仕込み量が10バーレルと言うことで大きさはかなりのものでした。
	一度の仕込みで使用するグレインの量は500〜1280ポンドと言うことで、製品によってかなり比重の差があるのが分かります。
	製品タンクに“TAX DETERMINATION TANK”と書いてあったので税金について聞いてみたところ、ここでは10バーレル当たり$97とのことでした。
	一リットルあたり10円弱という計算になります。
	日本におけるビールへの課税の高さを改めて感じさせられました。 | 
   
    | ● | 以下テイスティングノート。 
	Perigrineホップの香りが強い。味もホップ。
Hairy Weasel Hefeweizen少しダイアセチルのような香り。味も渋さを感じる。
Raging Rhino Red程良いホップ香。モルティでなかなか良いアンバー。
Bumbay Bombee IPAホップアロマ強。フレーボーもホップだが渋みは弱い。
Pacific Crest Porterチョコレートアロマが心地よい。ちょっとドライ。
Hopasaurus Rex柑橘系ホップのアロマ。モルティでアルコールも強く感じる。
Oatomeal Stoutローストアロマ。かなり濃厚な味。
Wheat Wineアルコールの強いアロマ。甘くアルコールの強さも感じる。
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    |   | HOME FERMENTER CENTER | 
   
    |  | ユージーンのホームブルーショップです。
	インターネットで検索した結果、ここには木でないカスクが置いてあるとのことだったのでちょっと寄ってみました。 | 
   
   
   
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	   |  | ユージーンにあるごく普通のホームブルーショップ。品揃えも普通。 |  | 
   
   
   
    | ● | F.H.Steinbartのような広さはありませんが、木のカスクやワイン搾り器が置ける十分な広さの店内。
	必要なものは十分そろっていると言う感じでした。
	しかし、目的のカスクはないようで早々に退散しました。 | 
   
   
   
    |   | The Bier Stein | 
   
    |  | 最後はユージンのお勧めの酒屋です。 | 
   
   
   
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	   |  | 建物に描かれた絵も何となくドイツっぽい感じです。 |  | 
   
   
   
    | ● | ここはかなりのビールを扱っているビール酒屋で、ユージーンに行くならぜひ寄れとジム・パーカーに勧められていた所です。
	ドイツ語っぽい名前がいかにもビールをたくさん扱っていそうな雰囲気を醸し出しています。 | 
   
    | ● | ビール酒屋とは言え基本はボトルビールを買って店内で飲むという感じの店です。
	タップも何本かありかなり居酒屋に近いスタイルです。
	もちろんビールを買って買えることも出来ます。
	その場合、表示価格より15%か20%引き(正確な値を忘れました)で買えるのでなんかお得な感じがします。 | 
   
    | ● | ここでアメリカに来て始めて瓶詰めのマイクロブルワリー製ケルシュを発見しました。
	これから行くシアトルのブルワリー製です。
	シアトルに行けば飲めそうなのでお土産用ビールだけを購入しました。
	(これが後で後悔することになるとは…) | 
   
   
   
    |   | ホテルで飲んだビール | 
   
    |  | 以下ラベルの写真&簡単なテイスティングノート。 | 
   
   
   
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	   |   | Anvil Ale ESB [Ale Smith] おとなしくモルティな香り。スムース。
 |   | Pilsner Urquell 少々酸化しているが飲める程度。
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	   |   | Celis White スパイシーな香り。ヒューガルデンと同じ感じだがボディがある。
 |   | Nut Brown Ale [Samuel Smith's] モルティな香り。スカンキーさも無くスムース。
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	   |   | Loft Beer [New Belgium] 良くわからないがコブミカンが入っているらしい。軽いビール。
 |   | Alaskan Stout [Alaskan Brewing] チョコレートっぽい香り。少しざらついているがスムースで良い味。
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	   |   | Aprihop [Dogfish Head Brewery] アプリコットの香りあり。味もアプリコット。
 |   | Dick Danger Ale [Dick'S Brewing] モルティな香り。柑橘系の味。ホップの味か。特に変なところはない感じ。
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    | ★ | 本日のベスト:Steelhead “Pacific Crest Porter” 味はちょっとドライめだが、チョコレートアロマが心地よい。ホッピーなビールには飽きつつある。
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