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4月1日（土）【北見→陸別】［3月31日の記録］

北見市内見学［ビールの話題無し］

オホーツクビールが開くまで時間があったので北見市内を見学しました。

写真をクリックすると拡大します

ちほく高原鉄道本社が入っている建物。かつてはビアホールだったみたいで、その看板の後がうっすりと残る。	本社内部の様子。事務所は2階にある。	建物に入るとまず2階まで吹き抜けとなったホールがあり、ギャラリーとして使われていた。

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午後から乗る「ちほく高原鉄道」はJRではないので、別に切符を買う必要があります。今夜は「ちほく高原鉄道」の途中駅「陸別」で1泊する予定なので、池田まで買っておけば有効期限が二日となりさらに途中下車ができてとてもお得です。そこでまず切符を買うことに。どこで買えば良いのか分からなかったのでJRの窓口で聞いたところ、その場で買えてしまいました。切符には『（ち）北見→（ち）池田』『経由：ちほく高原線』とJR線経由ではないことが明記されていますが、新幹線等と同じ機械で打たれた切符でちょっと興ざめです。

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無事切符も買えたのでオホーツクビールが開くまでちょっと観光。「北見ハッカ記念館」には目星をつけていたものの、他にも何か面白そうなところは無いかと思い観光案内所に寄ってみることにしました。するとその隣に「ふるさと銀河線」の本社を発見。早速中に入ってみると1階はギャラリーのようになっており、銀河線の写真やイラストなどがたくさん掲載されていました。階段を上がった二階が事務所でグッズも売っていましたが、取りあえず今は買わずにそのまま出ました。それにしても通常の会社ではあり得ない洒落た作りだったのでハテナと思っていましたが、「ふるさと銀河線」の看板の下方にうっすらと「サッポロビール園JR北見店」と書いてあるのが見えた時にその謎が解けたました。さらに看板の下にはアサヒビールのマークがうっすらと見えます。どうやらここは代々ビール園があった建物のようです。銀河線が無くなった後はどうなるのか気になります。

写真をクリックすると拡大します

かつて北見にあったハッカ工場の事務所を改造したというハッカ記念館。2～3時間かけてゆっくりと見たいところ。	手づくり蒸留器一号によるハッカ蒸留の実演。部屋は物凄いハッカの香りで息苦しいくらいでした。	博物館内に飾ってあった蒸留器二号。自家醸造にも使えそう。

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予定外の発見で時間が少ししかなくなってきましたが、予定通り「北見ハッカ記念館」へ向かいました。北見市は戦前、世界のハッカ生産量の70%を誇った時期もあったそうでハッカとは深い関係があるそうです。すでに工場は閉鎖されて跡形も無くなっていますが、北見市がここまで大きくなったひとつの要因でもあるハッカに対する認識を深めてもらおうということで設立された設備だそうです。

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行った時はちょうど北見市の広報が取材に来ていたので、色々と見たり話を聞くことができました。まず、ハッカの蒸留実演。観光客の少ない冬期は通じょうハッカの日（毎月20日）しか蒸留の実演はしないそうなのですが今回は広報の取材と言うことで見せてもらえました。蒸す所を除けばそのまま自家醸造でも使えそうな蒸留器です。別の部屋には小型蒸留器の二号器が展示されていました。

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その後、（広報の人に）色々と説明してくれているのも聞いたり、途中で質問したりして、あっという間に11:30を過ぎてしまいました。オホーツクビールに行く時間が無くなるので仕方なく記念館を後にしました。もっとゆっくり見たかったですが仕方ありません。北見に行かれるなら「北見ハッカ記念館」は必見です。

オホーツクビール

今日最初のビールはあのオホーツクビールです。

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建物の脇に取り付けられているレリーフ。雑誌などでよく見る。	ブルーパブ全体。右手側がブルワリーとなっている。	左から「プリマベーラ」「マイルドスタウト」「エール（ろ過前）」「エール」「ピルスナー」「ヴァイツェン」の各ビール。

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目指すオホーツクビールは「北見ハッカ記念館」から北西の方角にあります。ここは北見のランドマーク的な存在になっているのか、地図にこの店が掲載されていないパンフレットは無いくらいで、多分に漏れず記念館でもらった手書きの市内案内にも掲載されていました。この地図を頼りに15分ほど歩くと左手にそれらしき建物が見えてきました。ちょうど昼時でこれから混んでくる時間帯です。外で写真を撮っていると観光バスが到着して、観光客がドッと入ってきそうな状態になったので慌てて店内に。店内はすでに半分以上席が埋まっており、カウンター席に案内されました。禁煙席は無いとのことでタバコ臭くちょっと幻滅しました。

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まずはビールを注文することに。サンプラーがあるか聞いた所、ないとのことで仕方なく90分飲み放題2000円を注文することにしました。飲み放題だと貧乏人根性でついつい飲みすぎてしまうのが嫌なのですが今回は仕方ありません。色の薄い方からグラスに半分程度ずつ持ってきてもらうことにしました。

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ビールのラインナップはレギュラーが5種類。このうちエールはろ過バージョンと無ろ過バージョンの二種類を出しているので、実質的には4種類です。これに加えて季節限定が1種類ありましたが、常に何か季節限定がある訳ではないそうです。今ある限定ビールが数週間で無くなりそうで、その後は6月くらいまで限定醸造はないとのことです。以下ビールのテイスティングノート。

ヴァイツェン
バナナアロマ。酸味あり。もちろん無ろ過で白く濁っている。
ピルスナー
ホコリっぽい香り。硫化臭は弱く良くラガーリングされている感じ。ホップキャラが比較的強い。暖まるとDMSっぽいのを感じた。
エール
これもホコリっぽい香り。色からするとブラウンエールだがモルティさよりもホッピーさの方が強い。炭酸強めで渋い。
エール（ろ過前）
こちらはホコリっぽい香りは無い。これはろ過による香りか？ろ過したものに比べ後味の渋味が弱く感じた。
マイルドスタウト
黒くまさにスタウトといった色。これもほこりっぽい香り。その後からロースト麦芽の香りが感じられる。ボディが強く甘味も強いがホップが良く聞いておりホップキャラが良く出ている。少々渋い。
プリマベーラ
店員さんの話によるとグルートビールとのこと。色はブラウンで無ろ過のよう。コリアンダーとオレンジピール由来の香りはどことなく飛騨高山麦酒の「カルミナ」と同じ感じ。甘味も強い。

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しばらくビールを飲んでいると客の入りは最高潮に達しました。まず駐車場が全て埋まり、入り口で待っている人もいるようでした。観光客だけでなく地元の人にも人気のようで、営業マンなどがランチを取っているようです。近くに座っていたサッポロビールのジャバーを着てたお姉さん（っていうかおばさん）たちが、AUのジャンバーを着てDoCoMoショップに来ているように見えて、ちょっと印象的でした。

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店内から見た醸造設備。右から仕込釜、煮沸釜、濾過槽＆ワールプール。	カウンターに設置されたビアタワー。ここでもビールの温度表示をしている。	天井の高い店内。一部は2階にも席がある模様。

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ランチタイムも過ぎ、店内も落ち着いてきたので醸造のことについて店員さんに聞いて見ました。店内に置いてある仕込み釜では1.2klくらい仕込めるドイツ製。釜は3釜あり、テーブルにおいてあった「ビールができるまで」みたいな紙にそれぞれの釜の詳細が書いてあり、それによれば店内向かって右手より仕込釜（糖化釜）、煮沸釜、濾過槽＆ワールプールだそうです。仕込み釜以外は全て地下にあるとのことです。ブルワリーツアーについて聞いた所「良くお客さんに言われるのですが、現在はやっていない」とのことでした。理由としては見てもつまらないからとのことです。ブルワリーツアーは自社製品を最大限アピールできる絶好の場だと思うのですが、現場ではそうは思わないんでしょうか。

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結局、一番の好みだった「マイルドスタウト」と季節限定の「プリマベーラ」をお代わりして北見駅へ向かいました。（あ～やっぱり飲みすぎた。）

北見→置戸［ビールの話題無し］

さあ、いよいよちほく高原鉄道ふるさと銀河線に乗る時がやってきました。

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北海道ちほく高原鉄道本社が入っているビル。	まず最初に乗る714D。昨日「オホーツク3号」から見た車両。	714Dの車内。池田行きのためか鉄っぽい人も含めてかなりの乗車率。

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北見駅についてまずふるさと銀河線のグッズを買いに、本社へ行きました。色々なグッズが売っていたのでちょっと迷いましたが、記念切符はあっても紙くずになるだけだし、オモチャはそれこそゴミになるだけのような気がしたので、結婚祝いでもらえるはずの大画面テレビが来た時のことを考えて記念DVDを購入。加えてキーホルダーも何個か買いました。ちょっとムダ遣いしました。

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駅に戻るとすでに改札が始まっていたのでそのままホームへ。列車は“鉄”の入った人たちでほぼ満席になっていました。この列車は全線を乗り換え無しで行ける数少ない列車なので仕方がないかも知れません。

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北見を出ると結構な速度で走ります。線路は直線部分が多く、ちょっと改良すれば120kmくらい出せるのではないかと思えてしまうような所です。平原の中をずっと走り続け、ちょっと山っぽくなってきたなあと思った所で置戸駅に到着しました。

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ふるさと銀河線の主な各駅には星座が割り振られている。置戸は蟹座だった。	コミュニティーホールも兼ねている置戸駅。かなり立派な建物。	コミュニティーホールの内部。1階には喫茶店も併設されていた。

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まずは置戸でぶらり。ここは以前は材木で栄えていた街だそうで、その面影が残っています。特に木工を中心とした「森林工芸館」では木目を生かした食器等が購入することができます。この置戸駅はコミュニティ会館も兼ねており「おけとコミュニティホールぽっぽ」と名前が付けられていました。 1階には観光案内や喫茶店、2階には書き物などができるスペースが設けられており、よってみると面白いかも知れません。

ヤーコンドラフト

置戸駅でヤーコンドラフトなる発泡酒を発見しました。

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置戸駅前にある「いなだや」。そば屋が本業らしいが寿司などもやっている。	ショーウインドーには「ヤーコンビール」のポップが。	出されたヤーコンドラフト。色は大手ビールより少々濃いめか。

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置戸駅でぶらりしていると1階のホールで「ヤーコンドラフト」なるポスターを発見しました。どうもビールのようです。早速、観光案内で聞いたところ、置戸町全域で買えるとのことですが、在庫があまりなく買えるかどうか分からないとのこと。加えて駅前の「いなだや」でドラフトが飲めるとの情報ももらったので、ビアハンターとしては行かざるを得ません。

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「いなだや」は本当に駅の真ん前にありました。と・こ・ろ・が「本日休業」の看板が。ダメ元でドアを開けると………開きました。どうやら夜は貸切の宴会が入っているとのことで休業と看板を出していたとのことでした。 1杯だけ飲ませてもらえるようお願いをした所、快く引き受けてもらえました。

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出されたビールはとにかく冷たく、あまり味がわかりませんでしたがゆっくり暖めて飲みました。以下テイスティングノート。

冷たすぎて香りが良くわからない。イモ焼酎のようなモサッとした後味。甘味もある。

企画した方も売ってる方も大手ビールと同じとしか考えていないのは明らかなビールでした。ちなみに在庫はたくさんあったようで、「いなだや」はもちろんのこと駅前にあった「Aコープ」の酒売り場でも在庫していました。

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いなだやのオヤジによれば最近は鉄ヲタがたくさん来てちほく高原鉄道はかなり賑わっているとのことでした。これだけ賑わうならあと5年くらい閉店セールを続ければいいのにと冗談を言っていました。カメラを持っての入店だったため同類に見られたようですが、「ビールを飲んで回っている」と言ったら「また変なのが来たね～」と言われました。

置戸→小利別�川上→陸別［ビールの話題無し］

本日の宿がある陸別駅までちょっと鉄ヲタっぽく行ってみました。

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さすがに峠越えの利用者は少ないためか、一両は置戸で切り離され北見に戻る。	常呂川と別れを告げ、その支流である緑川沿いに峠を目指す。	峠に向けて登る線路。峠とは言ってもかなりなだらか。

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置戸から陸別間はこの「ちほく高原鉄道」で唯一峠越えがある所です。そのためかこの区間の駅は鉄ヲタにも結構な人気があるようです。あのヲタクにもちょっと羨ましがられたほどです。この区間にある駅は三つ。そのうち今回は列車を乗り継いで二つを制覇（って言っても単に降りるだけなんですが）しようという試みです。

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北見から2両編成でやって来た列車はここ置戸駅で切り離されここからは1両編成で池田まで向かいます。置戸駅を出るとさらに山深い地帯に入って行き、峠越えという雰囲気が出てきます。山深いとは言っても十勝や大雪に比べれば丘みたいな所です。池田までの直通列車にも関わらず先ほどの列車に比べて乗客はかなり少なめでした。鉄ヲタとは言っても所詮は軟弱ものが大多数のようです。列車もディーゼルエンジン全開で坂を上って行きます。結構なスピードです。しばらくすると峠を越えたようでエンジン音もしなくなり惰性で下り始めました。外を眺めると沢の流れが進行方向と同じになってます。こうしてあっけないくらいすぐに峠を越えて、小利別駅に到着しました。ここから山間をしばらく走って次の川上駅に到着。まずはここで下車しましたが、降りたのは自分一人。乗っていた鉄ヲタも大したことない奴らでした。

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雪の中にひっそりとたたずむ川上駅。無人駅の割には立派な作り。	これが無人駅かと思わせるほど立派な小利別駅。トイレも水洗だし、待合室にはコンセントもあった。	小利別駅にもコミュニティー施設が併設されていた。

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秘境駅として有名らしいこの川上駅ですが、確かに秘境駅の名にふさわしく、駅前に国道が一本走っているだけで他に何もありません。辺りは暗くなってきて、獣の鳴き声まで聞こえてきてさらに秘境感を演出してくれます。とは言っても丹沢の山中の方がよっぽど秘境感があります。まあ、列車で労せずに来られる秘境とい言うことで人気なんだろうと納得して写真を撮りました。 30分後に来た置戸方面行きの列車に乗り、戻るような形で先ほど通り過ぎた小利別駅へ向かいました。

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先ほどの川上駅とは違い小利別駅前には簡易郵便局もあるようで、地図を見た感じでは集落を形成しているようでした。しかし行ってみると廃屋ばかりで何もない所でした。明かりがあるのは街灯と駅舎くらいで他は人っ子一人いない感じでした。国道からも少し離れているので不気味度から言えば川上駅を遥かに凌ぎます。そんな小利別駅ですが、駅舎は割と最近に建て替えられたようでかわいいらしい形をしています。トイレも水洗で待合室にはコンセントもあり盗電も可能でモバイラーなら泣いて喜びそうな所です。隣にコミュニティセンターが併設されているようなのですが一体誰が利用するかと言うのが正直な感想です。辺りは完全に暗くなってきて良い雰囲気なので駅の写真を撮りまくっていたら、電池が無くなってきました。やはり低温にデジカメはダメかなどと思っているうちに陸別行きの列車の時間。オーロラ撮影用にFM3Aを買っておいて良かったなあとしみじみ思いました。ちなみに小利別駅で降りたのも自分一人でした。筋金入りの鉄ヲタが何人かは来るんじゃないかと思っていたのですがちょっぴり期待外れでしたが、その分、静かな空間を独り占めという贅沢な時間がとれました。

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小利別駅を出た列車に乗っていたのは乗っているのは子供が三人と大人一人。川上で先ほど、入れ違いに降りた親子連れを乗せ陸別へと向かいますが、先ほど乗っていた大人が見当たりません。気付かなかったのですが川上駅で降りたみたいでした。数分後、宿のある陸別駅に到着しました。

オーロラタウン93

陸別町と言えばニンジン（ニシンではない）発泡酒です。

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オーロラタウン93にもなっている陸別駅駅舎。今夜の宿「オーロラハウス」はここに併設されている。	陸別は日本一“しばれる”町。2月あたりに来るのが最高かも。	明日の始発となる列車。エンジンはかけっ放しで留めてあった。

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今夜の宿は陸別駅直結のホテル「オーロラハウス」です。これは道の駅や観光物産館等が合体した複合施設オーロラタウン93という建物に入っています。ちほく高原鉄道では地域のコミュニティセンターとの複合施設として造られている駅が多く、地元に密着した駅を目指そうとしていたのが伝わってきます。

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ここ陸別町ではニンジンが名産らしく、そのニンジンを使った発泡酒が造られているとのこと。最初にニンジン発泡酒を知ったのは3年くらい前で（一瞬ニシンかと思って、さすが北海道だなあと感動しました）その時は陸別町がどこにある町なのか知る由も無く、加えて町の名前すら記憶にありませんでした。今回、ちほく高原鉄道周辺の町を調べた所、陸別町サイトに土産品としてニンジン発泡酒が記載されていたので是非飲まなくてはと思い、せっかくなので陸別に宿泊することにしたというのが経緯です。

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商工会に問い合わせた所、販売所としてオーロラタウン93に併設の物産館を紹介してもらったのですが、営業時間が18:00までとのこと。ちょっと鉄ヲタなことをする予定だったので、到着はどうしても19:00を過ぎてしまうと事情を説明した所、電話に出て下さった方が買い置きしておいて下さるとのことで事無きを得ました。ホテルにチェックイン後、早速、商工会館へ向かい、入手することができました。以下、ホテルで飲んだビールも合わせたテイスティングノートです。
本当はドラフトが飲みたかったのですが、商工会に電話した時に情報が無く飲めませんでした。もしご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。次は自転車でも使って行ってみます。

β惚れ（べたぼれ）［網走ビール］
ニンジンの発泡酒。色はまさにニンジンのオレンジ色。甘い香りと鼻をくすぐるような香りがある。ちょっと酸っぱいような渋いような苦いようなあまり感じたことの無い味があるが、ドライなのでこの味もすっと消える。個人的にはあまり好みではない味かなと思ったが、飲んでいるうちに慣れてきてちょっと病みつきになりそうな感じになった。

ピルスナー［網走ビール］
ろ過してあるようでかなり透明度は高い。DMSっぽい香り。ホップキャラクターは弱くどちらかと言うとモルトの方が強く出ている。全体的にモサッとした感じで、シャープさが無い。

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やっぱり短時間で掲載するのは無理があったようです。残りは明日以降です。

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